これまでに、サウンドとリンクしたステージ衣装の選び方、そしてステージ衣装の大切さについてお話ししてきた。
今回は、実際にサウンドもステージ衣装もイケているバンドのスタイルに注目してみよう。まずは真似から入り、徐々にオリジナルを出していけば良いのである。
バンドマンのステージ衣装ってことで、今回はライブの動画を参考に、そして、オフショットではなくライブ中ということで、カッコ良さと同時に動きやすさも重視してみていこう。
Motionless In Whiteはブラックで統一。デニムジャケット、Tシャツにいっさい色を入れない。黒で決めるのはポストハードコアに多いが、彼らほど独特な世界観がサウンドとリンクして表現されているバンドはいない。
Motionless In White – Devil’s Night
Reign Supremeのボーカル、ジェイはいつもイケテル。派手目のハーフパンツ、海パンにメタルTシャツ、しかもMercyful Fateってとこがグッド。やはりハードコアバンドは、バンドTシャツでしょ。他のメンバーが控えめなのは意図的なのか、ボーカルがステージでより一層際立って見える。
新譜も楽しみすぎるBANEもボーカルが際立って素晴らしい。一貫してスタイルが変わらない。90’sのスタイルが再加熱している今最注目されるスタイル。
オーバーサイズのボタンシャツやクルーナックなどアウター、ラグビーシャツからバッシュ、やはりぶれない男はかっこいい。
ボーカルのステージ衣装は多少ぶっ飛んでいるほうが印象に残る。
Deez Nutsに限らずだが、パーカー着用で登場し、演奏が始まり、途中でそのパーカーを脱ぐ、こういった動作一つ一つがカッコよく見えるのだ。衣装チェンジとまではいかないけどこういう演出は大切である。
それぞれのメンバーの個性が光っている一番のバンドはTERROR!それぞれが異なるスタイルを持っていながら、ケンカにならずに活きている。
ホッケーシャツやサッカーシャツを愛用するスコット、ヒップホップのラフなイメージのマーティン、ハードコア一直線なジョーダンとデイヴィッド、モテ男のニックはギャングスタイル?!
それぞれが個性的だけどストリートの統一感がある非常に参考にすべきバンドである。
パーティーなデスコア、Attilaは無二のサウンドに負けず、ステージの存在感が非常に大きく感じれる。メンバーみんながグラサン付けて登場、アクセサリも非常に重要なアイテムだとわかる。
さりげないオシャレと言えば、やはりポップパンクバンドだと思う。細身アイテムで、シルエットがとても綺麗に見える。シンプル、アートなデザインのTシャツを着用しているのをよく見かける。
こだわっていないようでこだわっている感じがGood。ライブでのシルエットも大事な要素。
Being As An Ocean。インテリジェンスでアートな空気感が叙情的なサウンドに感じれるのは、彼らの着ているTシャツのフォトデザインや、トライアングルなどの記号デザインが大きく影響しているのかもしれない。
タフガイなボーカルが、アートなTシャツをシンプルに着こなすあたり、ギャップがあって素敵。ギャップってのも大切なのかもしれない。
あくまで、サウンドメインで衣装はアクセント。衣装だけが際立っていてもサウンドが伴っていなければ意味がない。
けど、ステージ衣装は相乗効果でバンドをカッコ良く見せてくれる大切な要素だってことは間違いない。
そういえば、今紹介したBeing As An Oceanだけど、アルバムが発売されたよね。タイトルは、How We Both Wondrously Perish。ジャケからして、オシャレでしょ?
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シンプルでアートにコーデを決めたいあなた、ステージ衣装に迷っているあなたは、グッズがイケていることでも有名なBeing As An Oceanで間違いないです。
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河内野