ライブの衣装、ステージ衣装がいかに大切かは前回の説明でわかっていただけただろう。では今回は実際にどんなアイテムがステージ衣装に向いているのかを学んでいこう!
ステージの衣装を決めてメンバー揃えて毎回同じ衣装にするのもかっこいいよね。
Sworn Inのように全身ブラックで決めてサウンドの暗黒さを引きたたせている。
ライブハウスの暗めのステージ、照明が当たった時のオールブラックコーデは一見地味に思いがちだが存在感は増すのである。野外のフェスであっても炎天下の中のオールブラックはドス黒く爽やかさのま逆を行く暗黒さをアピールできるね。
ライブはエンターテイメント、同じ衣装、同じカラーで現れたら何か期待しちゃいますよね。とはいってもバンドとなるとそれぞれ好きな服を選びたい気持ちもわかる、と言ってもそれぞれが何も意識せずにステージ衣装を着用するよりも一貫性を考えて決めたほうが絶対に良い!
ハードコアであれば、野球、NBA、ホッケー、などスポーティでストリートな要素を意識する。ニュースクール、オールドスクール、モダンなバンド、国によってもそれぞれ多少は異なるけど核なる部分は同じだと思う。
とにかく好きなバンドを見て研究してみよう。ここ最近ではナンバリング(背番号)のシャツが流行中だ。
バスケジャージにしろ、メッシュハーフパンツにしろやはりハードコアとスポーツの要素は切っては切れない関係だ。モダンなハードコアはポップパンクやメロディックハードコアのスタイルとも似ている部分があるね。大き目のシャツに細めのパンツ、ハーフパンツであれば丈がひざよりも上のアイテム。
ポストハードコアや次世代のスクリーモ、デスコアなどのバンドは非常にサウンドとリンクしていることがよくわかる。R&Bの要素が流行のポストハードコアなんかはオシャレなバンドが多いよね。ビルボードに入るバンドは特にだね。ド派手な転写プリント(全面プリント)などインパクトのあるアイテムを選びがちであるね。
叙情的な要素を取り入れたバンドではシンプル、ワンポイントやフォト、単色の胸ロゴのみなどのプリントを着用しているのがよくわかる。
サウンドとリンクして衣装を選ぶことはとても重要なんです、バンドの世界観がすごく伝わってくるしね。
あとライブを見ていてやはり注目されるのはやはりフロントマン、ドラマーには申し訳ないが…その中でもボーカルには一番目線が行く、それはそうだ、叫んでいるとき、歌っているんだもん、ボーカル以外が飛びぬけてインパクトある衣装を選ぶのもどうかなって思う、とはいってもギター、ベース、ドラムそれぞれの個性が出るようにケンカしないように選んでいこう!
衣装をそろえるよりも普段着の延長上、気に入ったシャツを着用する場合が多いと思うけど、やはりそのバンドが影響された音楽、ブランド、ルーツなどお客さんはかなり気にしている。だから着ていくバンドTシャツもしっかり意識しよう!
「ライブのためだけに衣装なんてもったいないよ!」なんて思っているあなたはメンバーみんなが裸ってのも男らしくてありだね(笑)体に自信があるあなたはぜひ!
何十人、何百人があなたのステージングを見ているわけです。言ってしまえばファッションショーのランウェイと同じでしょ!
大切さがわかるよね!あなたは見られているのである!!!
衣装一つでバンド側のモチベーションも上がることもわかるよね。バンドTシャツだと力を貰う感じ、テンションも上がることでしょう。
サウンドとリンクしつつそれぞれの個性を出し、バンドの世界観をアピール出来るのがステージ衣装である!
河内野