バンドファッション・マニアの僕たちが、ブラック(黒)に惹かれる理由。

僕が今、購入を考えているコンポの色はブラック(黒)。

持っているバンドTシャツの8割もブラック(黒)。

「なぜ僕たちは黒、ブラックに惹かれるんだろう?」

その理由を探ってみました!

まず購入を考えているCDプレーヤー、
ティアックPD-H600のパンフに書かれていた
北野たけし監督の言葉。

「なぜかしら(黒)が精神性を帯びているようなイメージを持っているのは、
墨汁の潰淡で五彩を表す水墨の世界に著者が惹かれるからかもしれない」

「条件が限られていたほうが、制約があったほうがかえって
クリエーティビティーを発揮できる」

by:北野たけし

ウィキペディアによる「黒」の説明はこうだ。

黒(くろ)とは色の一つで、無彩色。煤や墨のような色である。
光が人間の可視領域における全帯域にわたりむらなく感得されないこと、
またはそれに近い状態、ないしそのように人間に感じられる状態である。

ソース:ウィキペディア

ブラックの語源をたどると土や沼などが出てくるが
水墨や墨も関係性が深い。

陰と陽の陰であり明るいのではなく暗い。

白があるから黒がある….

ブラックジョーク、ブラックリスト、ブラック企業とか、
ネガティブなイメージ?

じゃ何故ブラック(黒)を無意識に選んでしまうのか?

どの色にも合わせやすいから?
大きな理由ですが、もっと深いところは何なのか?

黒色の心理効果は?

  • 実際よりものを重く感じさる。
  • 強く見せる効果がある。
  • 自己主張を強くする。

確かに重みは出るね、軽いよりは重たい、それがブラックなら
重たい音楽、僕たちが愛用する激音は色で言うとブラック(黒)ってことだね。

強く見せる効果か、確かに反対の白では強さは感じれないかな。

自己主張を強く?なるほど、一般人に受けない激音を愛する僕ら、
主張するメッセージ性が強い音楽ばかりだからね。納得。

暗闇、恐怖、絶望、死、闇、孤独、神秘、拒絶、重力、不安、不気味、
陰気、力、悪、沈黙、暗さ、さみしさ、自信、男性的、極限、絶対的、
ニヒル、威厳、高級、深さ、どん底、冷酷さ、脅威。

悲しみ的な言葉のイメージが多かったんだけど、
ポップスなどでは表面的で深みがない、こう言った陰なイメージを
堂々と表現できるカッコよさがブラック(黒)にあるから
僕たちはブラック(黒)に惹かれるのだろう。

ポジティブなメッセージを伝える音楽も「陰」なサウンドに
ポジティブなリリックがのるから深みが出る。

そう思いませんか?

テラーのKOTFジャケットなんてそうですよね!

ブラック(黒)の部分があるからすべての色が映える。
北野たけしパイセンの言葉が少し理解できた。

ブラック(黒)がメインになってその他のカラーが映える。
色もすべて足せばブラック(黒)になる。

黒(ブラック)色の究極系なんだ。

ブラック(黒)には変化しない強さ、
ぶれないカッコよさがあるってこと。

だからブラック(黒)に惹かれるんだね!

メタリカのその名もブラックアルバム、僕的には
ブラック(黒)の中で一番好きなジャケットデザイン。

ブラックという響きががクールに感じるのも
究極のカラーなのではないでしょうか。

ブラックメタル、ブラック・フラッグ、
ブラックサバス、ブラックダリアマーダー、etc.

あげたらきりがないけど、ブラックの付くバンド、
物、曲、全てがかっこいい。

そう感じてきました(笑)。

バンドマーチコーデにしてもカラーを大胆に取り入れるスタイルと
同じくらいブラックを中心としたコーデをするのもありですよね!

ここぞというライブでは必ずオールブラックで
決めるバンドもいるくらい、気合が入るんですよね!

最後まで読んでくれてありがとう!

ではMadballの曲で終わりです!

モノクロだから時折入るカラーが際立つ
Madball – “All or Nothing” です。


動画が見れない場合はここをクリック

河内野ユズル
ポジティブダイブ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です