「春先、何を着て行けば良いのかわからん」
そんな声をよく耳にするので、数回にわたって、デートやお花見、春の懇親会などを楽しむための着こなしを紹介していくぜ。
出会いの季節である春のコーデは、気合入れないとね。ではまず最初は、花柄に注目してみよう。
ファッション業界、春のトレンドは花柄
ファッション業界春のトレンドは柄。中でも花柄やフラワーモチーフが大注目なのである。バンドグッズでも2013年夏あたりからジワジワとブレイクしているが、2014年は多くのバンドが花柄アイテムを発売していくだろう。
キャップだけでも多くのバンドが花柄を使用している。
Tシャツやその他のアイテムで言えば、もう数え切れないバンドが花柄を取り入れている。
ポッカポカな春にぴったりのアイテムたちだ。花柄装着でお花見に…これだけじゃただの流行りに乗ったやつ、花柄をどううまく使うかも考えていかなくてはいけない。
バンドグッズの花柄だということで、一般の流行とは差をつけれているけれども、何かしらの工夫は絶対にしておこう。
「あいつトレンドに乗って花柄だぜ」なんて言わせないようにね。
花柄が与えるイメージと言えば「清潔」「爽やか」「フェミニン」「良い香りがしそう」。昔では想像できないくらいに世間ではオシャレなイメージだ。
ただの好印象なら記憶に残らない。お花見や飲み会、宴会が続く春は、記憶に残るような印象を与えなくてはいけない。
毒がないんだよね、爽やかさや清潔感、モテる要素に必要だけど、激音のドロドロした暗黒感ていうかアングラ感ていうか…
といっても暗黒なデザイン、グロテスクなデザインのアウターを羽織ると花柄とけんかしてしまってうまくいかない。
ならば簡単に暗黒、ブラックのアイテムを羽織ればいいんではないだろうか。
総花柄のSupremeシャツにレザーのジャケット。これを見てわかった。花柄+異素材のブラックアウターで爽やかさの中にロックやメタル、激音の持つ暗黒感をうまくミックスできている。
バンドグッズで言えば数少ないレザーアイテムに、前回言ったナイロンがポイントになってくるわけだ!
このナイロンジャケットスタイルで、Tシャツが花柄だったら完璧だ。そもそもナイロンジャケットはアングラなストリートでは常に主流だし、バンドグッズの世界でも昔から使われてきたアイテム。
最先端の花柄とぶれない主流のナイロンアイテム、そしてコーチジャケットをミックスさせるのがバンドファッションの最先端である。
バンドグッズでもいち早く花柄を使ったアイテムをドロップしてきたHundredthも、コーチジャケットは定番。
3/25には新しい音源も楽しみだ、今年こと来日が実現してほしい。
花柄のように美しい叙情感にハードコアの疾走感。まさに最先端のバンドファッションのようにイケている。
動けば暑い、じっとしていれば寒い。そんな季節には軽く羽織れれるナイロンアイテム、コーチジャケットは機能性を考えてももってこいだな。
では次回は実際にナイロンアイテム、コーチジャケットをミックスさせる着こなしを紹介していくぜ!
河内野