「家に遊びにっていい?」
「いいよ」
女の子が家にやってくる。
急いで大掃除。
到着、部屋に女の子を招く。
「うわっ!」
激音のポスターが壁を覆い尽くし、
免疫のない子には重たすぎるグロテスクなデザインポスター。
完全にドン引き。
大量の激音CD、ポップスは皆無。
あまりにも趣味が合わない女の子には刺激的すぎた…
BGMは抑え気味に聞きやすいスクリーモ。
こんな経験ある?
ドン引きした女の子のためなら激音ポスターをひっぺリはがし
激音のCDはタンスにしまい込む。
彼女に気にいられるために…
そんなこと絶対にしたくね~~~!!!!
愛してやまない激音の部屋、
自分だけの世界を奪われてたまるか。
奪われるくらいなら女の子も部屋には呼ばない!
と言いたいところだけど、
やっぱり大好きな子ならなんとかして…
ツライ葛藤(T_T)。
でもあきらめてはいけないぜ。
自分の趣味は曲げない!!
ちょっと考え方を変えれば、いっぱい並んでる大量の激音は
音楽に詳しい人ってことで株が上がるかもしれない。
BGMにしても優しいインディーロック、エモ
↓
ポップパンク
↓
クリーン多めのスクリーモ。
ここでシャウトやデス声に慣れさせて、
メタルコア
↓
ハードコア
↓
デスコア
↓
グラインド
などと女の子をジワリジワリと
こちら側に引きずり込む。
AxCxを一緒に聞いて頭振りまくれるくらいにね!
最終的には一緒にハードコアライブにバンドグッズを
ペアルックして参戦できるくらいに。
勿論、サウンド面だけの話じゃない。
ポスターに関しても、乱雑に壁に張りまくるポスターを
額に入れるだけで印象は全然違う。
どんなグロいポスターでも額に入れるだけでオシャレで、
有名なアーティストが描いたんではないかと感じてしまうのではないか。
IKEAなんかでも額縁、いろんな種類売ってるから
次に行ったときちょっと覗いてみてね。
他にもバンドグッズのアングラな世界観を
オシャレに見せる方法はいくらだってあるはず。
衣替えの今がチャンスだ。
部屋の掃除を兼ねてバンドのポスターやフラッグなどうまく活用して、
愛してやまない激音の部屋、自分だけの世界を創りあげていこう。
てか、また振り出しに戻っていないか?!
ま、趣味なんか合うわけがないです。
激音が好きな彼女を見つけるなんて、
奇跡に近いわけなんです。
ならば、こちらの世界に引きずり込め~~~!
これが結論。
まず部屋に来てくれる女の子を探さないとね…
河内野
追伸:
彼女のいるあなたはどうですか?
自分の基地は守れてる?!