夏の暑さもいったん落ち着き、Tシャツで心地が良い気温、そろそろロングスリーブが装着できると先日はPower Trip、今回はMADBALLのロングスリーブを身にまといお出かけしてきた。
連日の雨でポジ散歩も諦めていたが、雨が降ろそうで降らない曇りということでポジ散歩を決行することに、さて「どこに行こう?」パッとしない天気、最近ハマりまくっているNothingのニューアルバム「Dance On The Blacktop」を聴いていると、ノイジーなギターに悲しげでありその中にやさしいメロディー、そんなサウンドを聴いていると廃村に出かけたくなった。
グーグル先生の登場、近場の廃村を探す。そして見つけた福井県は大飯町にある永谷集落へと、(車で1時間ほど)
廃村に一人で行く勇気はなかったため、ドローンの使い手YDXパイセンと林道マスターのH川さんを誘い出発!
道中の9割は山道、途中から補装はされているが車1台がギリギリ通れる道、しかも崩れかけていたりガタガタの酷道である、進むにつれ道にそってながれる川は美しい。
決して大きくはないが、道の側面の崖から流れる水、小さな滝が数多くあった。
一人で言ってたら確実に引き返していただろう酷道を抜け、自然の中に明らかに人の手が加えられたであろう石垣が現れ、無事に到着することができた。
全体像はYDXのドローンにて撮影された一枚である。
今から半世紀、53年以上もの前、1965年、福井県の深い深い山の中にある集落、そこにダムの建設計画が持ち上がった、発展途上全盛期の時代、昼間に使われる電力の確保が必要となり、わずか20戸の民家が消滅することぐらい、僅かな代償として計画が進められていたようです、そのダム計画による地元民の反対派から推進派に分かれいたそう、それを感じさせるのがこれ
大自然に囲まれ平和だった村、その小さな集落でも住民同士の争いが長い間続いたそう、そして20年近くがたった1985年、反対派の住民も大半がこの村を出ることに、そして誰もいなくなったようだ。
村人の争いによってこの村は終わりを迎えた悲しいストーリーがある。その後ダムの建設は反対派や政治的な力も加わり中止になったそう。
結局は人と人との争いでなくなってしまった村、悲しいね、ダムの計画があるにせよ無いにせよここまで山のお口にある村が現在まで残っていたのか?とも思うが、そんな悲しいストーリーを知ると見えてくる建物も違うように見てくるものである。
村人がいなくなり30年以上が経過、すでに崩壊が始まっている。
昔ながらの日本家屋、グランマザーの家がこんな感じだったから、別に違和感もなく懐かしい気持ちにすらなった、道路以外はコケが生えこのまま自然に還っていくのだろう。
そんな家の外周を回ってみることに、
木の壁を押すとギシギシと、おもっくそ押してしまうと倒れそうである。
遠い昔の過去には人がしっかり生活していたとわかる、アイテム、ヤカン、ラジカセ、当時の雑誌、が所々に散乱、ノスタルジーを感じさせる!
光の全くない玄関、「お邪魔します」と一声発し潜入してみた。
ほぼ真っ暗な状態だが一部壊れた戸から差し込む光に照らされた当時の物が散乱していた。
木でできた棚の取っ手は不気味に微笑んでいるようにも・・・・
当時の家具たちはしっかりと原型をとどめ、少し修復すれば使えるくらい、同時の物の完成度はやはりすばらしい、ペラペラの1か月もあれば完成する最近の家にはない重厚感、値は張ってもしっかりとした日本家屋に住みたいね!
家の中はコウモリが縦横無尽に飛び回る、まるで市乳hしてきた僕を追い払うようだった、すぐに家をでた。そしてみていないこの家の外側を探索し、壁に設置されてある井戸水をくみあげるポンプや、マキ風呂の煙突など、時代を感じさせるアイテム!
この家のそばに流れる川につながっている階段、滑りやすく危険であったが降りてみた。
住人はここで洗濯や、野菜を洗ったりしていたのだろうか? ひんやりとした風が上流から流れてくる、網にスイカでも入れて冷やしておきたいね!
奥に見える柱は橋だったのだろう、そこを渡らないといけない場所もあったが、確実に落ちるので断念!
唐突だけど、本日の着用アイテムを紹介する!
・ニューヨークハット:フリーサイズ
・Suicidal Tendencies:ネイビーバンダナ
・Disturbia:ショルダーバッグ
・Stay Positive :ドッグタグ、ネックレス
・Madball :Set It Off ロングズリーブ(廃盤)
・ブラックパンツ:33インチ
・Electric Zombie:ソックス
・AirMax 95 :28.5cm
初期のボールデザインをフロントに落とし込んだレアデザインのアイテム、限定アイテムだからもう手に入りませんが・・・・そしてバックは名盤のSet It Offデザイン、そのブルーに合わせ、バンダナとキックスにブルーのテイストを散りばめたぜ!
MADBALLで思い出したけど、Agnostic Frontのアイテムが急きょ100点近く廃盤になりました・・・・NYHCはいつもいきなり何の予兆もなく廃盤、マジでどうにかしてほしい・・・その代わりに限定アイテムが登場したのは知ってる?キャップとTシャツ、スカーフ1点ずつのみアップ中、9/19に移行は手に入らないアイテム何でぜひ!下記の画像をクリックしてみてください!
ポジ散歩続きとまいりましょう、廃家を数軒回り、さらに奥へと、完全に崩れた家、さらに奥に何かが見える。
道は無いようだ。
サイドから回り込み、顔をあらわしたのは異様な空気を醸し出すお寺跡?
灯篭はきれいなままの姿で残っていた。
本殿はもう崩れる寸前、訪問者を無視するように獅子舞は横を向いていた、もともとなのか、だれかが獅子舞を置いただけなのか?違和感でしかない。
外にある獅子は長年の月日、人が触れずだったためにコケが覆いつくしている、人類が滅ぼうとも姿は変わらずこの姿であり続けるのだろう。
ただならぬ空気を感じたので退散、ドローンで見た通り、残っている家は数件のみ、このように外枠のみ残った家も多く見かけた。
ここ最近必ず装着しているDisturbiaのショルダーバッグだが、
「ハードコアバンドのショルダーってないですか?」
そういった声をいただくんだが、メーカーでもちょくちょくアップされるんだけど、速攻で売り切れるんだよね、再販売しないし・・・そこで改めて探して見つけたのがBDHWビートダウンハードウェアーのバッグ!ビートダウンハードコア好きならたまらないレーベルのバッグ、とはいってもアパレルラインも多くドロップしているレーベルだからデザインはイケている!数に限定があるから早めに手続してい置いてね!あとはハードコア好きもぜひ!このバッグの名前はプッシャーバッグ、プッシャーといえばスラングで麻薬密売人と意味する、危険なドラッグは入れないように!!
このバッグ、ブラックもありますよ!
ここで一休み、廃墟を眺めながらNothingをアイフォンから流す、廃墟+Nothing、最高である!
朽ち果てていく建物はまるでディストーションのギターサウンドのよう、その中にある思い出や歴史ストーリーが切ないメロディーのよう、大自然と一体化していく人工物はNothingの浮遊感を表しているよう。その不思議な空間に僕も存在していて悲しくも心地の良い、そんな不思議な気持ちとなった。
朽ちていく遊具、そこで遊んでいた子供たちの姿が透き通って見えてきそうである。
どうしても行けない家などもあったが永谷集落の廃村、満喫させていただきました。今回一緒についてきてくれたYDXパイセンのドロン映像が完成したようなんで!
ここに来るまでの道はかなりの酷い状態なのであまりお勧めはしませんがオフロードのバイクと持ってる人はぜひ!下界にはない独特のノスタルジーを感じる永谷集落へ!
廃村に廃墟、工場跡などなど、オススメがあたら教えてね!
次回はどこに行こうかな?
では!
河内野
追伸:
今日着用していたMadballの長袖はXLサイズね!
ここ最近MADBALLグッズ復活したのは知ってる?またいつ入手不可になるかわからないからチェックしておいて、好みのアイテムは手に入れておいてください!