サウンドもファッションも超一流!「時代を変えたハードコア界の風雲児」

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10月もあと数日で終わりを迎えるね、なんやかんやであっという間に2021年も終わっていくんだろうね、とはいってもあと2か月残っているわけだけですが21年も数多くのハードコアアルバムがリリースされてきたけど、2021年で最も好きなハードコアあアルバムって何?気になります。



僕的に今年のハードコアな一枚といえばやはりTurnstileのアルバム、「Glow on」は外せないよね!

Turnstile

ハードコアの枠に収まらないサウンド、インディーロックを感じさせるソフトなサウンド、RATM、311,レッチリ、などニューメタル/ミクスチャーなどのパイオニア的な特有のグルーヴ、ポップなメロディー、まさに新感覚なハードコア!




この一枚でポストパンク、ハードコアパンク、グランジ、シューゲイザー、ラテンサウンド、ダンスミュージック、ドリームポップ、無限にいろんなサウンドを感じさせてくれた、


そんな多様なサウンドにもかかわらず、どこから聴いてもTurnstileな「らしさ」は失わず多くのサウンドをうまく昇華させるセンスにぶっ飛んだ人も多いはずです!






ピュアでクラシックなハードコアサウンドも好きなんだけどTurnstileにしろ、昔から一癖ある、いろんなジャンルからのバックボーンも感じれる独特なバンドってのには魅力を感じます、まさに独特、異端、そんな言葉が似合うのは、


Vision of Disorder



そうです!Vision of Disorder絶対に外せないハードコアの異端児!今年でリリースから25年というアニヴァーサリーな作品、1996年にRoadrunner Recordsからリリースされた名作、ニューメタル全盛期にリリースされた一枚、知ったきっかけはRoadrunner Recordsのコンピレーションアルバムに収録されていたElement、テイムの決してうまくはないネチっこいクリーンから一気に爆発するサウンドと雄たけび、そこからハードコア的疾走、初聴で一気にファンになってしまったのを今でも覚えています!

NYHCでは異端的な存在でしたね、よりハードコア色を強めた次作にImprintとこのセルフタイトルのアルバムは必聴くです。現在でもVision of Disorderは唯一無二のハードコア史に残る異端な存在、全く色あせることのない名盤なです!



その後にもろにニューメタ化、そしてティムによる別バンドBloodsimpleでもレベルの高いニューメタルを披露しましたが個人的には刺さることなく・・・・2012年には11年ぶりの待望のオリジナルアルバムCursed Remain Cursed、そして2015年にはRazed To The Groundリリースしていますがやはり初期が良いですね!





NYHCでいえばMAXIMAM PENALTY、クラシックなNYHCサウンドにメロディアスな歌唱のアンサンブルには衝撃を受けました!メタルからヒップホップ、さらにはジャズなどの要素も感じれます!





歌唱法という点もですがスラッシュメタルとハードコアが見事に融合したNYクロスオーバー・ハードコアの伝説LEEWAYは外せないですね、当時クラシックなハードコアでは満足できなくよりヘヴィーなサウンドを求めヘヴィーメタルからスラッシュメタルにもドップリ入れ込んでいる時期でもすんなり入れたバンド、サウンドはメタルなのにストリート感を醸し出す斬新すぎるスタイルは衝撃でした、完全に後追いでハマったバンドですが自慢げにメタル好きの友人たちに激プッシュした覚えがあります、でも反応はいまいちだったな・・・・





同じく2000年代初期に衝撃を受けたのがニューヨークはブルックリンのCandiria、「300 Percent Density」Toy’s Factoryからリリースということで地方でも流通していてリアルタイムで入手した一枚、帯に書かれていた知的重音・・・っていうワードで購入を決めた一枚でしたが全く想像を裏切ってくるサウンド、初聴で感じたのは「何?このオシャンティーなハードコア」っていう印象、ヒップホップ、ジャズ、フュージョン、をカオティックなハードコアサウンドに組み込んだ匠なサウンド!今聴いても前衛的ハードコアな名作!





ニュースクールハードコアの名盤として名高い「Progression Through Unlearning」が有名ですが、2002年にリリースされた4枚目のアルバム「End Transmission」はグルーヴ感を強めエモーショナルなメロも注入しニュースクールの枠を飛び越えた作品、そうですSnapcase!!仲間内でもかなり賛否あった作品ですねwwwインテリジェンスを感じさせるハイセンスなポストハードコアサウンドに移行しましたがサウンドの要である甲高いボーカルは見事にマッチしていますよね、初期も最高ですがBright FlashesとともにEnd Transmissionも聴いておきましょう!RefusedのShape of Punk to Come並みに重要な作品だと思っています!





2004年Eurogyからリリースされ話題になりまくった記憶があるアルバム「War Is Hell」はThe Warriors !!ストリートなラップをかますハードコアバンドともニューメタルやミクスチャーともまた違うベクトルから現れたWarriors!メタリックなハードコアとRATMを見事に癒合させたサウンドは彼らより有名となったStray From The Pathなどのフォロワーも生み出してきました、ハードコアの新しい形を生み出したレジェンド、当時の縦ノリ系ハードコアの究極系かと!





などなどパッと思いついたバンドを挙げたんだけど、独自なサウンドを展開するハードコアバンドの特集もいつかじっくりとやっていこうかなと思っています、近々ではインダストリアル要素をクロスオーバーさせたVeinCode Orange、ドゥームメタルとハードコアの新しいクロスオーバーの形を魅せるTwitching Tongues、ポストパンクへ移行したCeremonyやポップに振り切ったクラシックなハードコアパンクAngel DU$T、独自のモダン要素、オルタナもいち早く取り入れたThe Beautiful Ones、まだまだ記憶にも残っている、ここ数年で現れた彼らの作品も革新的でじっくりと紹介していきたいのだがあるがキリがないのでこの辺で・・・・・





2021年のリリース、ハードコアにファンクやソウルをクロスオーバーさせた個性派なモダンハードコアサウンドを奏でたSlopeの「Street Heat」はごく一部で話題になりましたね!かなり好きな作品です!






近々で話題になっているのはドイツのGhetto Justiceっていうバンド、曲間に入る怪しげなサンプリング音源などの使い方、入れ方が独特である、Cold World的センスとストンピンなラップコアよりもグルーヴをプラスし、TRCなんかも連想させるサウンド、ハードコアの新しい形を表現するバンド、鮮度抜群モダンハードコア注目のバンドである!ドイツ語ってのも良いよね!







Your Demise



最後に紹介したいのはYour Demiseの2010年にリリースされたThe Kids We Used To Beと2012年にリリースされたThe Golden Age!「The Kids We Used To Be」は今年8月にリリースから10周年、コロナで1年延期してリリース11周年としてライブが披露されましたよね!2022年にはoutbreakfestにも出演予定ってことでもしかしたら新しい音源がリリースされるかもしれませんね!



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ボーカルがEd McRaeに代わってリリースされたThe Kids We Used To Beと




よりメロディックな部分を強めた4枚目となるアルバム、The Golden Age



ハードコアが根っこにありつつもメロディックな要素を強めたこの2作で日本でも爆発的人気を誇りました、サウンドは違うけど現代でいうTurnstileみたいな、いやそれ以上の盛り上がりを魅せたと当時を振り返るとそう感じます。



とにかくハードコアに興味がなかったファン層までもがYour Demiseにどっぷりとハマっていったイメージ、まさに時代の風雲児、とてつもない存在ですよね。


さらに彼らの強みはそのファッションセンス、彼らのスタイリング、コーデの特集をんだポジティブダイブのブログは今もなお閲覧上位に君臨しています。


かなりメロディックに振り切ったThese Lightsのサウンドは賛否分かれましたがバンドマンのファッションにも影響を与えたMVがこちら。




それはポジで売れるサイズもYour Demiseの影響で大きく変わってきました、それ以前は上下細目のスタイリング、S,M,Lサイズが主流だったんですがYour Demiseのトップス大き目パンツ細めのスタイリングでL,XLサイズが主流となったくらいですから、日本の雑誌オーリーでも特集されていましたよね!とんでもない影響力です。


アカウントは変わり昔のスタイリングは見られませんが、ボーカルEdのインスタをチェックしスタイリングを参考にしていた人も多いはず、現在でもかなりシャレオツ何でぜひ参考に




そして彼らのマーチのセンスの良さ、SupremeからStussy、ラルフローレンなどのテイストをうまく取り入れたり、著名人をサンプリングしたデザイン、ジャスティンビーバーの頭に銃の照準を当てるデザインはとんでもないインパクトでしたね、あとはニッキーミナージュや、ドラマ、ブレイキングバッド、ビースティーボーイズサンプリング、カラフルなボックスロゴやレオパードのボックスロゴなどなど数えきれないほどの名作を生み出しています。


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先日僕が染めたシャツもYour DemiseのTシャツでしたね!




この動画アップしてからというもの数件の「YDマーチ求む!」リクエストも来ていますので検討中!

ファッション面もサウンドもハイセンスだったYour Demise、時代を動かしたハードコアの風雲児これからの動向がとても気になるバンドです!





いかがだったでしょうか?独自のサウンドを奏でるハードコアバンド達、簡単になってしまったのいつかわ特集して記事を書きますのでその時はよろしくです!




河内野





追伸:
この記事がいまだ人気です。

【衝撃ニュース】探偵ナイトスクープの新局長も衝撃だがYour Demiseが!!!!

朝晩は冷え込むね~そして花粉ヤバス!!いたるところに生えているあの黄色い花を咲かしている植物「セイタカアワダチソウ」が犯人なようだ!にしても読みにくいネーミング、くしゃみをし続けたせいか、首筋を痛めながら見た昨日の「探偵ナイトスクープ」クモ嫌いのネタ、大いに笑わせていただきました、そして話題になっているのは


「3代目の局長に松本人志が就任!!」


夢を見ているのだろうか?関西ローカルとはいえ全国に熱狂的なファンもいる「探偵ナイトスクープ」局長に松本人志!意外な人選、真のようである、これはかなり衝撃的なニュース!松ちゃんが言う決まり文句も楽しみだね!


複雑に入り組んだ現代社会に鋭いメスを入れ、 様々な謎や疑問を徹底的に究明する探偵!ナイトスクープ!






ここで一つプチ情報を!出演者の言葉にテロップを入れる手法を生み出したのは「探偵ナイトスクープ」なのである!!!すごいでしょ!!今では当たり前なんだけどね、テロップのパイオニアである!!


このニュースとともに衝撃的なニュースも飛び込んできたよね!それは!

Your Demise再結成

3枚目のアルバム「The Kids We Used to Be…」10周年記念ツアーをイギリス~ヨーロッパで行うとのこと!
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すでにチケットは完売とのこと、いまだ人気なのが速攻で証明されたね、っていうか「The Kids We Used to Be…」からもう10年も経っているんだね、ついこないだ解散を嘆いていたように記憶している。下記の記事を書いたのも2013年か・・・



再結成とはいえ10周年記念のための一時的なものか、2015年に一度The Ghost Insideのために再結成もしてたよね!そんな一時的な結成?本格的に再始動するの?


当時は日本では爆発的な人気だったよね、今でいうTurnstileみたいな歴史を動かしたバンドといっても過言ではない、サウンドはもちろんファッション面でもね、日本の雑誌に取り上げられるくらいだからね!



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These LightsでのボーカルEDのスタイリングを参考にした人も多いはず!僕も参考にしてましたよ!




解散後も彼のスタイリングは気になるので参考にしてたんだけど、アカウントが消されてるね、名前変わった?Your DemiseボーカルEDのスタイリングも特集してるから下記の記事をチェックしてみて!





彼らのハイセンスなマーチ、新作マーチも気になるところ!持っているマーチ久々に掘り出してみたんですがやはりハイセンス、お気にいるはレオパードのボックスロゴですね!

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アルパカもお気に入りの一枚!

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スウェットスタジャンも久々に着用しようかな!
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旧作のマーチの画像も数枚あるんですが、やはりあのとき買っておけば・・・と後悔している、Beastie BoysのMCAが亡くなったときに発売されたマーチやニッキーミナージュの写真を大胆に私用したシャツなどなど、もう手に入らないんだな・・・




Your Demiseに限らず、その他バンドもね、先日入荷したGorilla Biscuitsのマーチも入荷分が終われば終了、もう手に入れてるよね?まだの人はすぐに手に入れといてください!着用した動画もあるんであなたのコーデを想像しながらチェックしてみてください!

Gorilla Biscuitsのマーチはこちらから!


【あの人は今?】Your Demiseおしゃれ番長のスタイリングが進化してるぞ!

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「こ~の支配からの卒業♪」

尾崎豊師匠の名曲「卒業」からの一節、もうすぐ3月、3月といえば卒業シーズン、そして4月、新生活の始まり、この時期になると赤面するほどに恥ずかしいことがあるんだよね。





生まれ育ったど田舎から神戸に移り住み服飾の専門学校へ、入学式では「だれよりも目立ってやる」と気合い入れて着用した服は、高校時代に初めて作成したパンツ、サイドにはライムグリーンのライン、とにかくド派手なパンツにセックスピストルズのTシャツをリメイクしここにも蛍光色のペイントを上から足す、





そして指揮者が着用しそうな、おしり部分が長いジャケットにスタッズを打ちまくる、なんの計算されていないコーデ、ただ奇抜なものを組み合わせたクソダサいスタイル、完全に黒歴史である、入学式では完全に浮いていたため、とにかく穴があれば入りたいどころか穴に飛び込みたい気分だった、気合を入れすぎたファッションほど滑稽なものはないと心から気づいた日であった。




思い出すだけで変な脇汗が出てしまう、完全に個性を履き違えていたのである!どんなにカッコよいアイテムがあろうともスタイリング一つで、かっこよくもカッコ悪くもなってしまうもんだよね!といってもね、どうしても自分にハマらない、かっこよくキマらないアイテムもあるんだよね。どう合わすべきか、どう使うべきか、やはりそんな時に役立つのは人の真似から入る、それが積み重なって今の自分のスタイルが作り上げられたわけだ。



オリジナリティーあるスタイリングをこなすヤツだってだれかの真似、何かを参考にしてきたわけ、人の真似をすることはとても重要なんだよね、でも真似をする人物を間違ってはいけない、僕たちだったらやはりバンドマンだよね、数百回と取り上げてきたバンドマンのおしゃれなスタイリング、今回は最新のバンドマンのスタイリングを見ていくことにしよう。




解散後も人気なYourDemiseのEd McRae、ハードコア/パンクバンド界のおしゃれ番長としても有名なエドは現在どのようなスタイリングをカマしているのか?、当時から先を行くスタイリング、最新のスタイリングも先を進んでいた。チェックしていこう。

エド

ボンバージャケットと赤チェックシャツのレイヤードが素晴らしく、ストレートなデニムとダンクハイとの合わせ方もお見事。気合入れすぎていないラフ感が好感を持てるスタイリングだ!

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Your demise

赤のキャップの外しが印象的、落ち着いた大人なイメージのあるカーディガンに小さめのTシャツ、ベルトをチラ見せさせファットなパンツを合わせる、スキニーからファットなパンツへの流れは間違いなく来るだろう。
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ユアーデマイス

大人キレイな印象を与えるハイセンスなスタイリング、モノトーンでメリハリのある色使い、パンツの裾の丈感、キレイめだけどスポーティーなニットキャップのNIKEスウォッシュにキックスが絶妙な外しになっている、タックインパンツは注目のアイテム、バンドマーチと合わせている人はまだまだ見かけない、いち早く取り入れるのもありだ!
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ユアーデマイズ

少し見えにくいフォトだがストールやクラークスかわからないがワラビーブーツなどのチョイスが大人カジュアル、落ち着いた配色で垂れ下がったヒモ、ベルトかわからないがポイントになっている、定番なブルーデニムの丈感も素晴らしい!
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YourDemise

横に居る人のポージングも気になるがストリート感の出たエドのスタイリングはパンツの丈感やソックスで個性を出している、ジャケットのワッペンのレッドとビーニーのカラーの合わせ方も参考になる、足元はホワイトて引き締まったイメージを作り出している。
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Gold Age

DGNやパリピ、中国の富裕層な勝手なイメージのあるホワイトデニムもエドならオシャレに見えてしまうんだよね!ブラウンジャケットとキックスでカラーを合わせ渋さを出しているからこそホワイトデニムの違和感が抑えられている、ハットはダンディーな印象を与えている。
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ネイビーとレッドの相性が抜群な大人ストリートスタイル!ジェットキャップとプルオーバーをホワイトで合わせ、普通ならブラックのパンツを合わせがちだがあえてグレーのパンツを持ってくるあたりがハイセンス!ハズしとしてレッドのコルテッツがポイント!
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少し大人になったエドのスタイリングはどうだった?大人な印象が強くなったけど、必ずどこかにストリート感をプラスさせている、お決まりの合わせ方から一歩抜け出している感がやはりエドスタイリングの魅力、参考になる部分は多いにあるはず、そのまま真似するのではなく自分のコーデの一部に取り入れさらに個性を出してキメ過ぎないスタイrングを楽しもう!

これからは出かけるのも楽しくなる春が待っている、別れの後には新しい出会いが待っている、第一印象で「あいつはイケている!」そういう印象を与えるため、スタイリングにも力を入れていこうではないか!!

難しく考えず、冬のおしゃれ、春のおしゃれ楽しんでいきましょう!

では!

河内野