サウンドもファッションも超一流!「時代を変えたハードコア界の風雲児」

TSYD211027008




10月もあと数日で終わりを迎えるね、なんやかんやであっという間に2021年も終わっていくんだろうね、とはいってもあと2か月残っているわけだけですが21年も数多くのハードコアアルバムがリリースされてきたけど、2021年で最も好きなハードコアあアルバムって何?気になります。



僕的に今年のハードコアな一枚といえばやはりTurnstileのアルバム、「Glow on」は外せないよね!

Turnstile

ハードコアの枠に収まらないサウンド、インディーロックを感じさせるソフトなサウンド、RATM、311,レッチリ、などニューメタル/ミクスチャーなどのパイオニア的な特有のグルーヴ、ポップなメロディー、まさに新感覚なハードコア!




この一枚でポストパンク、ハードコアパンク、グランジ、シューゲイザー、ラテンサウンド、ダンスミュージック、ドリームポップ、無限にいろんなサウンドを感じさせてくれた、


そんな多様なサウンドにもかかわらず、どこから聴いてもTurnstileな「らしさ」は失わず多くのサウンドをうまく昇華させるセンスにぶっ飛んだ人も多いはずです!






ピュアでクラシックなハードコアサウンドも好きなんだけどTurnstileにしろ、昔から一癖ある、いろんなジャンルからのバックボーンも感じれる独特なバンドってのには魅力を感じます、まさに独特、異端、そんな言葉が似合うのは、


Vision of Disorder



そうです!Vision of Disorder絶対に外せないハードコアの異端児!今年でリリースから25年というアニヴァーサリーな作品、1996年にRoadrunner Recordsからリリースされた名作、ニューメタル全盛期にリリースされた一枚、知ったきっかけはRoadrunner Recordsのコンピレーションアルバムに収録されていたElement、テイムの決してうまくはないネチっこいクリーンから一気に爆発するサウンドと雄たけび、そこからハードコア的疾走、初聴で一気にファンになってしまったのを今でも覚えています!

NYHCでは異端的な存在でしたね、よりハードコア色を強めた次作にImprintとこのセルフタイトルのアルバムは必聴くです。現在でもVision of Disorderは唯一無二のハードコア史に残る異端な存在、全く色あせることのない名盤なです!



その後にもろにニューメタ化、そしてティムによる別バンドBloodsimpleでもレベルの高いニューメタルを披露しましたが個人的には刺さることなく・・・・2012年には11年ぶりの待望のオリジナルアルバムCursed Remain Cursed、そして2015年にはRazed To The Groundリリースしていますがやはり初期が良いですね!





NYHCでいえばMAXIMAM PENALTY、クラシックなNYHCサウンドにメロディアスな歌唱のアンサンブルには衝撃を受けました!メタルからヒップホップ、さらにはジャズなどの要素も感じれます!





歌唱法という点もですがスラッシュメタルとハードコアが見事に融合したNYクロスオーバー・ハードコアの伝説LEEWAYは外せないですね、当時クラシックなハードコアでは満足できなくよりヘヴィーなサウンドを求めヘヴィーメタルからスラッシュメタルにもドップリ入れ込んでいる時期でもすんなり入れたバンド、サウンドはメタルなのにストリート感を醸し出す斬新すぎるスタイルは衝撃でした、完全に後追いでハマったバンドですが自慢げにメタル好きの友人たちに激プッシュした覚えがあります、でも反応はいまいちだったな・・・・





同じく2000年代初期に衝撃を受けたのがニューヨークはブルックリンのCandiria、「300 Percent Density」Toy’s Factoryからリリースということで地方でも流通していてリアルタイムで入手した一枚、帯に書かれていた知的重音・・・っていうワードで購入を決めた一枚でしたが全く想像を裏切ってくるサウンド、初聴で感じたのは「何?このオシャンティーなハードコア」っていう印象、ヒップホップ、ジャズ、フュージョン、をカオティックなハードコアサウンドに組み込んだ匠なサウンド!今聴いても前衛的ハードコアな名作!





ニュースクールハードコアの名盤として名高い「Progression Through Unlearning」が有名ですが、2002年にリリースされた4枚目のアルバム「End Transmission」はグルーヴ感を強めエモーショナルなメロも注入しニュースクールの枠を飛び越えた作品、そうですSnapcase!!仲間内でもかなり賛否あった作品ですねwwwインテリジェンスを感じさせるハイセンスなポストハードコアサウンドに移行しましたがサウンドの要である甲高いボーカルは見事にマッチしていますよね、初期も最高ですがBright FlashesとともにEnd Transmissionも聴いておきましょう!RefusedのShape of Punk to Come並みに重要な作品だと思っています!





2004年Eurogyからリリースされ話題になりまくった記憶があるアルバム「War Is Hell」はThe Warriors !!ストリートなラップをかますハードコアバンドともニューメタルやミクスチャーともまた違うベクトルから現れたWarriors!メタリックなハードコアとRATMを見事に癒合させたサウンドは彼らより有名となったStray From The Pathなどのフォロワーも生み出してきました、ハードコアの新しい形を生み出したレジェンド、当時の縦ノリ系ハードコアの究極系かと!





などなどパッと思いついたバンドを挙げたんだけど、独自なサウンドを展開するハードコアバンドの特集もいつかじっくりとやっていこうかなと思っています、近々ではインダストリアル要素をクロスオーバーさせたVeinCode Orange、ドゥームメタルとハードコアの新しいクロスオーバーの形を魅せるTwitching Tongues、ポストパンクへ移行したCeremonyやポップに振り切ったクラシックなハードコアパンクAngel DU$T、独自のモダン要素、オルタナもいち早く取り入れたThe Beautiful Ones、まだまだ記憶にも残っている、ここ数年で現れた彼らの作品も革新的でじっくりと紹介していきたいのだがあるがキリがないのでこの辺で・・・・・





2021年のリリース、ハードコアにファンクやソウルをクロスオーバーさせた個性派なモダンハードコアサウンドを奏でたSlopeの「Street Heat」はごく一部で話題になりましたね!かなり好きな作品です!






近々で話題になっているのはドイツのGhetto Justiceっていうバンド、曲間に入る怪しげなサンプリング音源などの使い方、入れ方が独特である、Cold World的センスとストンピンなラップコアよりもグルーヴをプラスし、TRCなんかも連想させるサウンド、ハードコアの新しい形を表現するバンド、鮮度抜群モダンハードコア注目のバンドである!ドイツ語ってのも良いよね!







Your Demise



最後に紹介したいのはYour Demiseの2010年にリリースされたThe Kids We Used To Beと2012年にリリースされたThe Golden Age!「The Kids We Used To Be」は今年8月にリリースから10周年、コロナで1年延期してリリース11周年としてライブが披露されましたよね!2022年にはoutbreakfestにも出演予定ってことでもしかしたら新しい音源がリリースされるかもしれませんね!



TSYD211027003


ボーカルがEd McRaeに代わってリリースされたThe Kids We Used To Beと




よりメロディックな部分を強めた4枚目となるアルバム、The Golden Age



ハードコアが根っこにありつつもメロディックな要素を強めたこの2作で日本でも爆発的人気を誇りました、サウンドは違うけど現代でいうTurnstileみたいな、いやそれ以上の盛り上がりを魅せたと当時を振り返るとそう感じます。



とにかくハードコアに興味がなかったファン層までもがYour Demiseにどっぷりとハマっていったイメージ、まさに時代の風雲児、とてつもない存在ですよね。


さらに彼らの強みはそのファッションセンス、彼らのスタイリング、コーデの特集をんだポジティブダイブのブログは今もなお閲覧上位に君臨しています。


かなりメロディックに振り切ったThese Lightsのサウンドは賛否分かれましたがバンドマンのファッションにも影響を与えたMVがこちら。




それはポジで売れるサイズもYour Demiseの影響で大きく変わってきました、それ以前は上下細目のスタイリング、S,M,Lサイズが主流だったんですがYour Demiseのトップス大き目パンツ細めのスタイリングでL,XLサイズが主流となったくらいですから、日本の雑誌オーリーでも特集されていましたよね!とんでもない影響力です。


アカウントは変わり昔のスタイリングは見られませんが、ボーカルEdのインスタをチェックしスタイリングを参考にしていた人も多いはず、現在でもかなりシャレオツ何でぜひ参考に




そして彼らのマーチのセンスの良さ、SupremeからStussy、ラルフローレンなどのテイストをうまく取り入れたり、著名人をサンプリングしたデザイン、ジャスティンビーバーの頭に銃の照準を当てるデザインはとんでもないインパクトでしたね、あとはニッキーミナージュや、ドラマ、ブレイキングバッド、ビースティーボーイズサンプリング、カラフルなボックスロゴやレオパードのボックスロゴなどなど数えきれないほどの名作を生み出しています。


Your demise




先日僕が染めたシャツもYour DemiseのTシャツでしたね!




この動画アップしてからというもの数件の「YDマーチ求む!」リクエストも来ていますので検討中!

ファッション面もサウンドもハイセンスだったYour Demise、時代を動かしたハードコアの風雲児これからの動向がとても気になるバンドです!





いかがだったでしょうか?独自のサウンドを奏でるハードコアバンド達、簡単になってしまったのいつかわ特集して記事を書きますのでその時はよろしくです!




河内野





追伸:
この記事がいまだ人気です。

ハードコア・アイテム装着で青葉山ハーバルビレッジに行ってきた!

スポーツの秋?いや、断然、食欲の秋っしょ!!!

最近、食いすぎるんだよね、特に米、米がうますぎる!!!毎回おかわり、
そのせいで腹がデブってきた。

いきなり走るのはキツいから、今回もお散歩、ウォーキングってヤツをしに
青葉山ハーバルビレッジにやってきた。

ようやく秋らしく木々が色づいてきた、あいにくの雨だが…….

青葉山ハーバルビレッジってのは今年の5月にオープンした「人と自然がつばがる」
がコンセプトの施設。

家から来るまで10分程度の山の麓にある施設、

到着まで10分程度だがしかりBGMは厳選してドイツの叙情派、Destinyで!

◆Destiny “Forsaken Love”◆

胸打つエモーショナルな旋律、思わずスピードも上がる、
号泣しながらダッシュするイメージ、スポーツのBGMとしても優れた曲だ。

そういえば叙情派ではないがジャズやフュージョン、ヒップホップを取り入れた
プログレッシブなハードコア、キャンデリアの新譜、聴いた?

◆Candiria “While They Were Sleeping”◆

青葉山ハーバルビレッジのマップをチェック!

何の情報もなしに来たが、一人で来るところではないね、あったかい家族が楽しく
はしゃいでいる姿が想像できるような場所である。

さみしい……

駐車場にめちゃめちゃ猿いるんですけど~~~~~!!

この施設で働く若い子達が棒を持って追っ払っていたが、
人間が逆に猿に遊ばれているようだった。

店員さんドンマイ!

この日見た猿は30匹ほど、もう猿と戯れる施設にしてみてはどうだろうか…..

落ち葉を見ていると、黄色やオレンジ、エンジなどを取り入れた
コーデがしたくなってくるんだよね。

完全病気だね。

今回はAgnostic Frontのコーチジャケット(XL)を装着。

ネイビーだからエアマックスのブルーと合わせてみた。

こうやってみるとカーキのパンツとイエローやオレンジの相性って抜群だと感じる。

そういえばさ、以前紹介したオレンジのパーカーあるじゃん?

そう、Sylarのパーカー、これ11月の後半に発売決定だよ!!!待っててね!

袖プリントやばいね!

ロックガーデンってのを見つけたんだが全然ロックしていない
、大きな岩が数個並んでいるだけだった……

この鮮やかなグリーンを見るとAttilaのアルバムを思い出すねww

新譜どうだった?

ロッジのシャレオツな建物が並ぶ。

ここはビジターセンターとワークショップ。

すごく感じの良い店員さん?受付の人たち、「惚れてまうやろ~!」キレイなお姉さんもいた。

お姉さん「よかったら、見てってください」

河内野「ぶはい、ほい!」

ハイという2文字をかんでしまった、情けない…..

エモい気持ちになりました。

紅葉を見ながら休憩。

そしてシャレオツなカフェやショップを発見。

こんな別荘がほすぃ~!

カフェでは美味しそうなポケットパンが販売。

しかーし、目的はカロリーオフ!パンは諦める!

アイスコーヒー(¥300)を購入!

紅葉を見ながらシャレオツなカフェでコーヒーを飲む、ちょっとリッチな気分!

紅葉や枯れた木々、落ち葉なんか見てると頭の中でCounterpartsが流れてくる。

Violent Side のホワイト・プルオーバー(Lサイズ)廃盤

Agnostic Frontのコーチジャケット(XLサイズ)廃盤

を装着、ホワイトとネイビーの相性って抜群だよ、爽やかさやユース感もでる
カラーコーデ。

パーカーとカーキのパンツの間には迷彩のシャツでレイヤード。

色を使いすぎないようにパンツのカーキに合わせた迷彩シャツ。

Reaper Recordsのロゴが袖にリピート。

3年以上前のパーカーだが、袖プリントはバンドマーチの定番。

現在のトレンドにもなってるけど、僕たちからしたら当たり前のデザインなんだよね!

このカフェ、最高に落ち着く、土日は人が多いそうだが平日は少なめ、
また癒されに来よう。

この時期ぴったりの叙情派ハードコア、Counterpartsを流しながら
およそ1時間近くもチルしてしまいました。

「イヤホン持ってきたらよかった~~~!」

紅葉と叙情派ハードコアのマッチングは最強でした!

hb161115022

そういえば叙情派ハードコアのグッズあまり持ってない!!!

以前発売されたCounterpartsの限定シャツ、お客さんが「どうしても」ってことで
譲ってしまったんだけどちょっと後悔……..

再販売は絶対にないんだよな………..

メーカーにどうにかならないか連絡してみよっと!

来年には来日だし、限定のアイテムで参戦したら羨ましがられるだろうな……..

アグノに合わせてNYロゴ(アフターベース)のキャップ装着!

サイズはまとめると、

こんな感じ!

今回はウォーキングで終わったが慣れてきたらしっかりジョギングして体重落とすぞ!!

米(ライス)の誘惑には負けないぞ!!!!

では!

撮影場所

撮影で着用したアイテムについて

全て廃盤

Counterpartsグッズ!
パーカーやコーチ、ジャケット、アウター類



追伸:

迷彩のシャツはレイヤードに大活躍!

ブラックパーカーとの相性も抜群です!

一枚持っておくといいよ!

hb161115002

【ハードコア夏フェス2013】来日が多すぎて迷っちゃう。君はどのバンドを見に行く?!

1

夏と言えば、ハードコアがいっぱいやってくる。
今年もやばいバンド達が来日ですよね。

今年はどんなバンドが来日するんだろう。

まずはすっごいメンバーで結成されたVehement Serenade


※携帯で動画を見るにはここをクリック!

Mike Cools(Ba/Cro-Mags, Cold As Life, Agents of Man, ex-Skarhead, ex-Sworn Enemy)、
Karl Buechner(Vo/Earth Crisis, Freya)、Mike、Karl、Jamin Hunt(Gu/ex-Sworn Enemy)、
Eddie Ortiez(Gu/Subzero,Candiria)、Pauly Antignani(Dr/ex-Sworn Enemy, ex-Everybody Gets Hurt)

まさにレジェンド、ハードコアスターたちを一気に見るチャンスは今後ないでしょうね。

Suburban Scumもやってくるね!


※携帯で動画を見るにはここをクリック!

すっげ~~メンツ。

2

大阪か神戸か迷ってしまいます。

3

そしてBlood Axe Fes 2013。
関西もよろしくです(笑)

4

Culture、久々に名前をききました。
叙情派ニュースクールハードコア全盛期を思い出しますね。

とにかくすげ~~。


※携帯で動画を見るにはここをクリック!

Suburban ScumとともにUSハードコアシーンの最先端を行く存在の
Alpha &Omega、出来れば一緒に見たいな~。


※携帯で動画を見るにはここをクリック!

Obey The Brave
ex DESPISED ICONのボーカルやっぱすげ~な。
ドラマチックかつモッシーでブレイクダウンありの
最先端メタルコアサウンドがグ~です。


※携帯で動画を見るにはここをクリック!

一番楽しみなのがビ~~~トダウン・ハードコアWorld of Pain


※携帯で動画を見るにはここをクリック!

2013年の夏も熱い。

当日券でいいやなんて思っていたら危険、最悪入れないからね。
夏に向けて早めに予定を組んでチケット、ゲトっておこう。

そしてどのバンドTシャツを着ていくかも
そろそろ決めておかないとね。

良く来日てくれるテラーはもう来ないのかな?
今年の初めは見れなかったかたらなんとか来てくれないかな。

ヘビロテ中のLive By The Code中心のセットで見てみたい。


※携帯で動画を見るにはここをクリック!

スコットのステージングが一番好きです。
LTTGのプルオーバーがかっこいいね。

テラーの新作、そして限定100個の時計はチェックした?

ハードコアフェスにはまちがいないテラーグッズで。
そして暑い夏に涼む部屋にはテラーの時計を!

河内野