■エモい季節「秋がやってきた!」■歴史的なEMOの名盤と10時間を超える店長のEMOプレイリスト

EMO



昨日までは30度近い気温の日から一転、気温も一気に下がり「」らしくなってきたね!



」といえば思い浮かぶのは

・食欲の秋
・スポーツの秋
・芸術の秋
・読書の秋
・紅葉


でもなくEMOの秋でしょう!



夏が終わりを迎え、陽は短くなる、青々としていた草木が少しずつ紅葉し、落葉、枯れ始める切なさ、春や夏はいろんなものが生み出されていくパワーを感じるんだけど秋は失っていくイメージ、どこかオセンチになってしまうようね、だからEMOいサウンドが染みるわけである。




ってことで今回は俺的EMO特集、名盤などを紹介していこうかと思う、最後に俺的エモベスト的なプレイリストもアップしたんでSpotifyを利用している人はぜひ、通勤通学やウオーキング、ランニング、作業用BGMにお使いください!



まず自分とEMOが出会ったのはいつだろうと記憶をさかのぼったんだけど、記憶が正しければ、時は1998年あたりEMOという言葉すら知らなかった高校時代、駅前にある小さいCDショップにて特集されていたDoghouse Recordsの特集、




今思うとなぜこんな田舎にある無難な音源しか置いていない小さいショップでDoghouse Recordsとコアなレーベルが特集されていたのかは謎すぎるんだけど、そこで出会ったChamberlain の「The Moon My Saddle」というアルバム!



The Moon My Saddle





完全にジャケ買いでしたね(笑)正直、程よくオルタナも感じさせる王道なカントリーテイストなロックってイメージかな、ハマることはなかったんですがバイトで必死で稼いだ少ないマネーって買ったもんだから擦り切れるくらい聴いたね、後に聴いたEmoの名作としてよく挙がる「Fate’s Got A Driver」 のほうがかなりEmoいのでそちらをオススメしますがこの「The Moon My Saddle」も聴いてみてほしいね!


Emoと定義してよいのかわからないけどWEEZERのブルーアルバムや「Pinkerton」はChamberlainよりも前に聴いてはいたんですが今回はEmoとしては省きますね、あとエモのルーツ的なDAG NASTYやFUGAZIなどにも手を出しましたが当時は良さがわからず(笑)




Chamberlainも当時はEmoとして認識していたわけでなく高校も卒業し専門学校に通うようになってから聴く音楽も広がってからEmoというサウンドを認知しハマっていくわけですが、1999年、タワーレコードの視聴コーナーで聴き美しさと切なさと力強さに衝撃が走りすぐさまレジへ向かった記憶があるのがJimmy Eat Worldの「Clarity」が僕の中でのエモいサウンドなのである!



Jimmy Eat World




この作品からエモというジャンルを知りはハマって言った人も多いんじゃないかな?こちらは秋っていうよりもクリスマスがコンセプトにあるアルバムだから冬だね!キラキラとした雪の結晶のような繊細で美しい旋律、若さゆえの清涼感と美しく儚くもその奥深いところから感じれる力強い激情、僕の中でのEmo極まりない一枚である!捨て曲なし!



「Clarity」で僕のEmoが開花してしまったわけで、そこから多くのEmoバンドを知ることになっていきます、Emoを語るうえで欠かせない一枚といえば、代表曲であるin Circlesも収録のSunny Day Real Estate の「Diary」なんですが僕の中では「The Rising Tide」が初SDREで彼らの中でも一番好きな作品!



SUNNY DAY REAL ESTATE

当時の冬休みに始めた警備員のアルバイト、1時間に1台通るか通らない山奥の工事現場の交通誘導、しかも夜中、寒さと怖さとの闘い、そんな中、普通はダメなんだけど「誰も通らないし」と制服の内側にCDプレーヤーを忍ばせこの「The Rising Tide」を一晩中リピートして聴いて誰もいない山奥の暗闇の中で昇天していた記憶がある、エモでありエモを越えてしまった芸術的な一枚!Jeremyの決して「歌うま!」とは言えないけど繊細で危うさの中にある芯のあるハイトーンな歌声と神々しく美しくも闇を感じさせるメロディーラインも無二、エモ好きもオルタナ、グランジ、シューゲ好きも改めて聴いてほしぃ神作ですね!




Emoで一番好きなアルバムは?そう聞かれたら真っ先にこたえるのはElliott の 「False Cathedrals」ですね!

Elliott

Emo好きの友人に借りたのがこの作品との出会いなんですがイントロからCalm Americansが始まった瞬間に再生をストップさせ「これは自分で購入しないといけない名作だ!」と感じ速攻で家を飛び出し友人宅のポストにCDをを放り込みそのまま全力でレコ屋に行き購入したのを覚えている、帰宅後にCDをセットし改めて聴きなおす、40分近く昇天しまくり、その日のバイトの時間も忘れるほど、遅刻し店長に怒られた帰りに聴く「False Cathedrals」がよりエモく感じましたね(笑)


ジャケットも素晴らしく、このジャケに描かれている廃墟的な場所に立っている自分、空間的な奥行きのあるサウンドはとても前衛的なエモくアートである!なだれ込むエモーショナルが体をまとっていくような多幸感、とにかく美しく壮大なスケール感、ところどころで魅せるポストロック的な実験的なアレンジのセンスも聴きどころ!そんなサウンドにChrisの繊細な歌声が絡み合い聴いているものを別世界へと浮遊させてしまう魔法のようなサウンド、死んでしまっても持っていきたいアルバムである。次作はよりポストロック的なんですがいろんなものがそぎ落とされ研ぎ澄まされた名作なのでそちらもぜひ!


そしてなんと今年2022年、19年ぶりに再結成ってことで今はツアー真っ只中、新しい音源が出たら失禁間違いなしですね!



Elliott以降に空間的で浮遊感もあり、ポストロック的な要素も感じさせるバンドにハマっていくんですが、MINERALThe appleseed castAmerican Footballも僕の中で大切なバンドなのですが元MineralメンバーによるThe Gloria Record の 「Start Here」は俺的Emoの神盤である!

The Gloria Record Start Here




このアルバムを手に入れる前にEPを聴きA Lull In Traffic でぞっこんラブになったんですが、2002年リリース唯一のフルアルバム!ハードコアやエモのCDを買うならSTMオンライン!今は亡きSTM通販でポチっと!届くまで本当に待ち遠しくワクワクした記憶が蘇ってきます!Mineralの良さを残しつつもエレクトロ、ポストロック的な要素が強く、おなじみクリスの今にも壊れそうなナイーブな歌声にまばゆい太陽の光が注ぐ宇宙空間をさまよっているかのようなスペーシーで浮遊感あり壮大でドラマチック、エモよりもポストロックに近い作品ですがエモ好きからインディーロック好きも聴いてほしぃ一枚である!



時は1999年当然サブスクやネットの環境すらままならない時代、この作品は今は亡きアメ村のタワレコにて購入したの覚えている、当時ハマっていた311のSoundsystemと一緒に購入したのを覚えている、エモ好きなら誰しもが好きであろう名盤ですねThe Get Up Kidsの「Something to Write Home About」である!


The Get Up Kids




タワレコでも激プッシュされておりキュートなアルバムジャケットに目を惹かれ視聴を開始、1曲目からエモ史に残る名曲holidayで始まる、甘酸っぱく疾走するイントロから泣きじゃくるメロディーライン、これぞエモな青く甘い歌声、ゾクソクっ!と全身に鳥肌、ホリデーのサビあたりでもうヘッドフォンを外しレジへ向かいましたね!楽曲はholidayにも勝る名曲だらけってのもすごいね、ポップでキャッチーだから仲の良いメロコア好きからWeezer好きの友人たちも大絶賛だっだのを覚えています。パンキッシュなエモソングから聴かせるピアノエモまでバンスも良き、先日のウォーキングにはこのアルバムをBGMにしてたんだけどラストのI’ll Catch Youなんかは秋の大自然と相まって感情が爆発寸前、思わず涙ぐんでしまいましたよ!永遠に青春時代へ戻してくれるのが「Something to Write Home About」である!




少し落ち着き青臭さを抑え大人になった次作の「On a Wire」やさらに成熟した「Guilt Show」のほうが秋にはマッチしてるかもねそれ以降の作品も良作ですね、ヴォーカル、マットの別バンドThe New Amsterdamsやキーボードを担当していたマシューのReggie And The Full Effectもオススメです!






実際にエモにどっぷりハマったのは90年代の終わりから00年初期なんですが、中古ショップで激安で見つけたSense Fieldの「Killed For Less」は所持していたんですが当時はハマることなく数年後の2001年、タワレコ見つけたエモーショナルなジャケ「Tonight And Forever」、バンド名も忘れていたくらいに印象なかったので美しいジャケに惹かれ購入!ジャケ買いですね!家に帰り恐る恐るCDプレイヤーにセット!これが大当たりの名作でした!



Sense Field – Tonight And Forever

ジャケットデザイン最高でしょ?ダイナミックなオルタナも感じさせる美ロックなテイストが強いアルバムなんで当時のエモコア好きからはあまり話題にならなかったような作品の記憶がありますが、フーファイすきの友人は気にってくれましたよ!朝ドラ女優並みの透明感、アートワークの広がる鮮やかな空のような広大なダイナミックさ、美しい旋律を奏でるピアノやストリングス、力強くもソフトな印象のジョンの歌声、決して上記で紹介したGet Up kidsのHolidayのような爆発的な名曲があるわけではないんですが、毎年この時期になると聴いてしまう魅力は爆発力でもなく心を癒してくれる優しいエモーショナルなのかもしれない! 次作「Living Outside」も同じ流れのサウンド、03年に解散後、ジョンはFurther Seems Foreverでも活躍しましたね!そんなジョンも天に召されて早6年になりますね・・・・




2000年代も半ばになってから知ったのがTexas is the Reason の 「Do you know who you are」この作品もEMO史に残る名盤ですよね!


Texas Is The Reason – Do You Know Who You Are?



2000年初期~半ばあたりからレコ屋に出かけるよりもSTMの通販でCDを買うことが多くなり、さらに知識を深めていったんですが、そこで出会ったのがこの作品、元Shelter108RESSURECTIONのメンバーを中心に結成された90’sエモの決定版、ルーツにあるのはハードコアだからこその荒々しさにエモ独自の繊細さとナイーヴなアティテュードから作り出される美しいメロディー、エモのフォーマットを創り上げたのは彼ではないかと思う、1枚のアルバムを残して伝説となったTexas is the Reasonからまず聴いてほしいね!ちなみに初めて買ったエモのTシャツはこの「Do you know who you are」デザインでしたね!解散後にメンバーはNew Rising SonsJets to BrazilSoleaでも活躍することになるんだけど、特にJets to Brazilは要チェックね!





2000年初期~半ばあたりからまだまだアンダーグランドの中での流行だったエモもメインストリームでも人気が出だしてよりポップなエモロック、エモの良さでもあった音のガチャガチャ感も一気にクリアっていきましたよね!Something Corporateの「Leaving Through The Window」が老若男女に大流行、Jack’s MannequinMaking Aprilも人気だったね!ピアノエモバンドが続々と出現してきたね!




流行に乗って大概のピアノエモバンドは聴いたんですがほとんど記憶から消えています(笑)中でもチルいCopeland や 甘酸っぱくメランコリックなMAE、ピアノからストリングス、壮大で透明感あるAriel Kill Him、などはいまだに聴く大好きなバンド。





エモもよりロックなテイストが強くポップな方向のバンドが多く、逆にエモから派生したスクリーモではより激しく、そこからスクリーモ以降のポストハードコアの勢いがすごかった時代が00年半ばから後半ですね、ピチピチのTシャツ(Vネック)に細いパンツ、派手なバックル、黒髪にメッシュの入った髪型などエモファッションも流行りましたよね(笑)、世間でも会話で「エモい」が良く使われだした頃かな、6tlgkduapld11




僕がPositivediveを始めたあたりもこのようなスタイルが流行っていましたね、今では考えられないんですがユースサイズにあたるYMやYLサイズのTシャツが良く売れていた、上記のような恰好をしていた苦い記憶がある人いるはず(笑)流行って怖いねwww


それ以外にもAmerican FootballCap’n JazzJawbreakerThe Appleseed CastThe Promise Ring、etc…紹介しきれない名作は多くありますが今回はこの辺で・・・・紹介しきれない名曲達はプレイリストにまとめております!10時間以上あるので作業用BGMにぜひ!





2010年あたりエモバンドは有名どころしか追いかけなくなったし、ほとんどディグらなくなってしまった・・・2010年代以降の「これだけは聴いとけ!」ってエモバンドぜひぜひ教えてください!コメント欄に記載してくださいね!別記事で現行のEMOバンドのことも書く予定なのでいっぱい教えてくださ~い!



あと数は多くはないですが90’sのEMOバンドのグッズ、Tシャツなども取り扱っているのでこちらをクリックしてね!




最近でいえばElliottのマーチもリリースされましたよ!見ての通りエモいデザインと渋いカラーリング、たまりません(*ノωノ)

Elliott / エリオット - U.S. SONGS Tシャツ(グレー)








追伸:
Spotifyでは聴けないんだけどRevelation所属で2006年にリリースされたGracerのVoices Travels収録のEmily Taylorをふと思い出したんだけど久々に聴いてウルウルきてしまった。この曲のように忘れているバンドや名曲もたくさんあるんだろうな・・・・

【Vol.01】「まずはここから!」俺的オルタナ・グランジの名作たち

オルタナロック

どうも、2022年もあっという間に5月、桜も散り、近所の小学生たちもあっという間に中学生、ブカブカの制服を着て登校していくその姿に「俺にもあんな時代があったんだな」と思うとともに、中学生の子供がいても良い年齢だよな!だが40歳を超えても結婚の「け」の気配もない自分をいたくなった本日です。







主にハードコアを中心にパンクやデスメタル、エモなどをメインに記事を書いてきましたが切っても切れないのがオルタナ、オルタナと言っても幅広いんですが、オルタナサウンドを取り入れるバンドも年々増えてきたよね。





オルタナの記事を書いてみようと思ったのはTURNSTILE の MYSTERYがきっかけ、

この曲を聴くと中学校後半や高校、オルタナに出会いは待っていたころを思い出してしまう、彼らはオルタナだけじゃなくいろんな要素を吸収しているんだけどMYSTERYのメロディーラインやリフはオルタナやグランジムーヴメントをリアルで体験してきた僕と同じく30代後半40代前半のオジサンどもには少しノスタルジックな気持ちを引き出してくれるでしょう、そして「何にでもなれる!」そう感じていた,
いわゆる無敵な中二病時代の気持ちも感じさせてくれる最高な楽曲だよね!




なもんで、この機会にオルタナ関連の記事を書いてみようかと思ったわけです。





中学のころから本格手に聴きだした音楽に語っていこうかと、いまから20年以上も前、世間ではTKファミリーが流行り出しているころ兄貴の影響でハードロックやメタルを知りハマる、そしてあのモンスターバンドが登場してからオルタナ、グランジに目覚めたのであった。※90年代初期~半ばの話です。


オルタナティヴ・ロック(英語: Alternative Rock)は、ロックの一ジャンルである。オルタナティヴ、オルタナ、オルト・ロックなどの略称がある。

オルタナティヴ(Alternative)とは、「もうひとつの選択、代わりとなる、代替手段」という意味の英語の形容詞。オルタナ・ロックは、大手レコード会社主導の商業主義的な産業ロックやポピュラー音楽とは一線を画し、アンダーグラウンドの精神を持つロックのジャンルである。イギリス、アメリカだけでなく、世界の多くの国に存在する。

ジャンルの傾向は、1970年代後半から80年代前半に隆盛を極めた産業ロックへの反発から、1960年代半ば以降のロックへの回帰(音楽面・思想面両方)を志向し、ジャンル内にインディー・ロックを含んでいる

wiki参照



思春期真っただ中、毎日兄弟げんかに明け暮れていたが音楽に関しては仲良く語り合っていた記憶がある、そんな中、教えてもらったのがNirvanaNevermindである。




その当時は特にジャーマンメタルやパワーメタル、スピードメタル、シンフォニックでとにかくクサいメロディー、いわゆる美しくも激しいサウンドに心奪われていたころだからNirvanaの荒くてパンクでダウナーなでありながらキャッチーなサウンドは本当に衝撃的だった。



Nirvanaを知ったころにはIn Uteroもリリースされていたんだけど、僕はよりダークでヘヴィーなIn Uteroのほうが好みでした。



そしてすでにカートは他界していることを兄からサラっと告げられた夜はMTVアンプラグド版のAll Apologiesを泣きながらリピート再生していた覚えがあります。


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Nirvanaをきっかけにし読む雑誌もBURRN!と合わせてCROSSBEATやrockin’onは毎月必ず購入することになって一気に聴く音楽の幅が広がっていった、CROSSBEATからオルタナやグランジを掘り下げるようになり出会ったのがSoundgardenSuperunknown




94年ごろKBS京都の早朝に放送されていたMVを垂れ流す番組かなんかで流れていたBlack Hole Sunを聴いた、観たときはNirvanaの所聴よりももっと衝撃的だった、ポップでカラフルなんだけど気味の悪い映像、テレビ何で毎回1分半ぐらいでフェードアウトしていくんでフルで映像見たときも再度衝撃的でしたね!どこか風格あるというか深みあるサウンドにクリスの渋い声、静かな曲調の中にある狂気と絶望感、いまだに定期的に聴きたくなる人生で欠かせない1曲ですね!





エモバンドCopelandによるBlack Hole Sunも大好きです!



アルバムでいえばSuperunknownよりもDown On The Upsideのほうが好きかな、よりクリスコーネルのソウルフルな歌声が満喫できる一枚!それまでのアルバムよりも地味ですが、Pretty Noose、Blow Up The Outside World、Boot Campは大好きな楽曲!





クリス・コーネルの声に魅了されAudioslaveにソロ作も必ず発売日に購入してましたね!1999年作のソロ音源Euphoria MorningのPreaching The End Of The Worldは大好きな1曲、聴くたびにウルウルきちゃう名曲です、



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クリスも生きていれば58歳、まだまだ彼の声聴きたかったなぁ~(涙)カートもクリスもAlice In Chainsのレインももういない・・・・



とうぜんAlice In Chainsにもドップリハマりましたよ!グランジ四天王のなかでもよりダークでヘヴィーなグルーヴ、そこに陰鬱かつ随所に魅せる泣きメロディーは中毒性があり独自のスタイル、メタル好きもすんなり入れたバンドなんじゃないかな、地元のCDショップにて帯に書かれていた

へヴぃーなうねりが圧倒的存在感を示すセカンドアルバム、問答無用

というコピーライティングに引き寄せられDIRT購入!まさしくヘヴィーでうねりまくっているサウンドに殺られちゃいましたね!!




ザックザクのリフで始まるThem Bonesからラストを締めくくるWould?、と捨て曲なし、アルバム通してはグランジにの中では一番聴いたアルバムだね!この作品は1992年リリースだけど、それ以降のメタルバンド達もグランジムーヴメントに乗っかってグランジ化するバンドもたくさんいたよね!どのバンドもミドルテンポになって批判喰らいまくっていた記憶があるね、BURRN!なんかではかなり酷評されていた大御所なメタルバンドを見ると悲しくなってしまうね!テンポが遅くなったけどバカ売れしたメタリカのブラックアルバムの成功も影響しているかと、そんな中でも好きなのは

まぁ、そのメタルバンドがグランジ化することでグランジメタル、オルタナメタル、ニューメタルという次のムーヴメントが来るわけで・・・オジーの復活作オズモシズに関してはもともとグランジバンドたちがブラックサバスなどに多くの影響を受けていたわけだからこの枠に当てはまるかわからないけど・・・・



話を戻してDirtの次にリリースされたのがセルフタイトルアルバムになりますね!足が一本ないワンちゃんのジャケット、ネオンなイエローにパープルのクリアケースが印象的だったね!日本版では規制がかかってジャケット-デザインが違いますね!これは高校1年の時かな、京都は福知山市にあったセイデンというショップで購入!当時持っていたポータブルのCDプレイヤーにセットし帰りの電車でじっくり聴いたのを今でも覚えている。


ボーカルのレインのドラッグの問題で声に張りがないように聴こえるんだけど逆にそのけだるさとサバス直径な暗黒かつ妖艶なサウンドで聴けば聴くほどに好きになったアルバム、ヘヴィーな曲も良いがアコースティックなHeaven Beside YouやOver NowはこれぞJerry Cantrellな曲、Jerry Cantrellのソロ作も当然大好き1998年リリースのBoggy Depotも名作です!


2021年にEighteen VisionsがThem Bonesカヴァーしましたよね、よりメタリックにヘヴィーになったThem Bonesも最高です!


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そしてこの流れで必然的に登場するのはPeal Jam、有名なTenではなくVS.が初Peal Jamでしたね!サウンドは置いといてこの魚眼レンスで撮られた羊のアップフォトのアートワークは大好きなデザイン!




広大なUSの土地を感じさせるアメリカン・ロックにガレージサウンドを加えたかのようなサウンド、グランジか?と言われれば・・・なんだけど捨て曲なしの名盤なのは間違いなし、1曲目を飾るGOは今聴いてもテンション上がります!その後Vitalogy、No Code、Yieldまでは追っかけていたんですが2000年以降のアルバムはレンタルなどであまり記憶に残っていない・・・・Vitalogy収録のNothingmanとBetter Manはふとした時に聴きたくなるやさしい楽曲!エモのChamberlainとか好きなら気に入ると思うよ!




とこれまで定番にしてクラシックなグランジ名作アルバムを紹介してきたわけだけどしっかりここからオルタナ全般の音源たちを紹介していこうと思う。



兄貴にしてやられた!




中学の後半にグランジにハマり、雑誌などでオルタナなどを掘り下げるようになるもネットなどない90時代、「Dinosaur JRって知っとるか?めっちゃやばいらしいからCD買ってみたら?」兄貴の言葉を信じて・・・




両親が隣町福井県の小浜市に買い物に行くということでついていくことに、小浜市にあるショッピングセンターにある小さなCDショップにて音源を漁る、そこで見つけたのがDinosaur JRWhere You Been、兄貴の言葉を信じて即購入、帰り道の車の中ではワクワクしながらライナーノーツや歌詞カードをチェック、期待は膨らむ、家に着くやいなやダッシュでコンポにWhere You Beenを挿入し再生ボタンを押す・・・・





「なに?このやる気ないボーカル」けだるそうなボーカルなのにバックサウンドはノイジーでうるさいし時に高音であ~~って歌ってるし(Start Choppin)ね・・・全く良さがわからない、速攻兄貴の部屋に駆け込み「嘘ついたな」と吐き捨ててWhere You Beenをそっと置いていった記憶がある(笑)



しかし次の日には兄貴から「Dinosaur JRえ~やんけ!」と・・・「正気か?」と思うも気になり再度聴くことに、しかしよさがわからず・・・でもね少ないお小遣いをかき集めて購入したアルバム、嫌嫌ではあるが聴くこと数十回、いや100階誓は聴いたね!授業中などではふとメロディーが浮かぶしリフやメロディーを口ずさんでいる自分がそこにいたんですよね、



はい!ドップリとDinosaur JR、J. Mascisの声のとりこですwww今の便利な時代だったらハマっていなかったかもしれない、無理やりにでも聴いたからこそ分かったすばらしさ、だからそこのあなたも一聴出諦めないで何度かチャレンジしてみて!!!



翌月にはGreen Mindを購入、さらにWithout a SoundもHand it Overも、そして解散してしまい、数年後の再結成後も当然アルバムは全て購入しているほどに大好きなバンド、選ぶのはとっても難しいほどに名作だらけなんだけど僕はHand it Overが一番好きかな!





4曲目のI’m Insaneのイントロはふとした瞬間に口笛でメロディーをなぞってしまうんですよね!ダイナソー好きはわかりますよね(笑)



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The Plot In You

名曲に出会うも曲名もバンド名すらわからない・・・

中学生当時、当然に自分の部屋にはテレビなどはなく、毎朝、親父の部屋では洋楽のMV特集をチェックしてから投稿するのが日課になっていた、映像の右下に数秒表示されるバンド名と曲名だから、その一瞬を見逃してしまうとその音源に派手うことはできず数年・・・・そんなことも多々あった。



上記の画像でバンド名、曲名が分かったアナタは相当なオルタナ好きですね、その映像にも写っている独特なMVもバンド名がわからず、街のCDショップに楽器屋に行っては店員さんに相談、それでもわからず、専門学校に行ってから格安のワゴンセールスで買ったCDの中に収録されていた時はマジでうれしかったね!それがこのMVです。



サウンドも映像も印象に残るでしょ?LIVEという単純だけどややこしいバンド名、アルバムは「Throwing Copper」




全米で600万枚も売り上げたモンスター級なアルバムですが、僕の周りでは一切話題に上がってこなかったバンド、I Alone以外にも名曲ぞろいの名盤、どこかカルト的でブルージーな世界観あるオルタナロック、自作のSecret Samadhiもワゴンセールで300円ほどで購入、その後のアルバムもチェックはしていたが「Throwing Copper」を超えるアルバムは僕の中ではなかったね!Secret Samadhi収録のTurn My Headも大好きでたまに聴きたくなりますね!




音楽に関しては当然兄貴のほうが詳しかったわけで兄貴が外出しているときには無断で部屋に侵入しCDやエロ本をチェックしていたのを思い出す(笑)洋楽好きだからなのかエロ本も洋物ばかり、しかも丸見えの裏本、中坊の自分には刺激が強すぎたね、音楽も性にも兄貴の影響で目覚めてしまったわけである(笑)




The Plot In You

オシャレなアートワークデザインに惹かれて・・・・

話がそれましたが自分では購入していないけど兄貴の部屋に潜り込んでは勝手に聴いていた音源、その中でもオシャレなアルバムアートワーに惹かれて聴いてみたのがSonic Youthの「GOO」である!






後のグランジムーヴメントのきっかけともなった1枚として有名ですが僕はムーヴメントが終わったころに知ったバンド、ノイジーなギター、陰鬱なメロディ、そこに程よくポップさも加え無二のサウンドで正直初聴ではあまりよさがわからなかったんだけど、ファッショナブルでアートな部分に魅了されて聴きこむたびに好きになっていったバンドではあるんだけど、「A Thousand Leaves」以降はそこまで聴きこむこともなく今に至る、突出しょして好きなのは長尺で美ノイズなThe Diamond Seaやまさに当時のグランジ的サウンドでイントロから一気に引き込まれるSugar Kaneかな。



この洗濯機デザインのシャツは全バンドのTシャツの中でも10本の指に入るくらいにファッショナブルでアートな名作ですよね!同じデザインを4回以上買ったのはこのシャツくらいだね!



ソニックユース洗濯機Tシャツ

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中学も3年生後半、それは冬だった記憶があるんだけど、街に出かける親についていってはCDショップをめぐっていた、そんな冬のある日駅前にあるCDショップの洋楽コーナーで激プッシュされていたのがこの神作品である!



The Plot In You

「メロンコリーそして終わりのない悲しみ」という邦題に惹かれて・・・
そうです、Smashing Pumpkinsです!当時の洋楽好きの全中二病はこの邦題に殺られちゃいましたよね(笑)ファンタジーなアートワーク、2枚組のぶっといCDケース、少しお値段は高かったけど即買いでしたね!開封すると豪華なブックレット、絵本のようなデザイン、ジョン・クレイグによるデザインですね、それそれの歌詞のページに描かれているアイコン、耳でも目でも楽しませてくれた一枚だった。



1曲目は美しい映画のスタートのよう、そして代名曲、Tonight, Tonight、もうこの曲を聴いた時点で「このアルバムはあたりだ」と確信したよね!




話はずれるけどエモバンドMAEの「The Everglow」の1.2.3曲目を聴くとスマパンのこのアルバムを思い出してしまいます。






Tonight, Tonightが良すぎて、全体を聴く前に何回この曲をリピートしただろうか?人生の中でもここまで心震えた楽曲はあまりない、落ち着いてアルバム全体を聴く、激しい曲から優しく癒される曲まで幅広く、しかも2枚組の大容量、さらに名曲だらけってことでこんな満足感を味わえたアルバムは初だったね!



そして当然彼らのとりこになり、過去作はもちろん、新譜は発売日には必ず購入するほどに大ファンとなったバンド、メランコリーの次作、「Adore」は初聴のインパクトはなかったものの、メランコリーよりも末永く聴き続けている作品、「Adore」はまさに夜なアダルティーさも醸し出していて、キラキラしたものよりも闇や深みを求めていた10代後半の多感な時期に出会ったからなのかもしれないが僕はこの作品が一番好きですね!






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Drug ChurchのBliss Outを初めて聴いた時にスマパンを思い出したあなたは同士ですwww



そして高校に入学し、音楽好きな仲間も増え、知識も増え、デスメタルメタルからスピードメタル、スラッシュメタルなどのメタル全般、Green DayやNOFX、RANCIDなどブームだったメロコアやパンク、OasisやBlur、PulpにSuedeなどなどのブリティッシュポップ、MADBALLをきっかけにハマったハードコア!ブームは去ったけどまだまだ掘り下げれていないオルタナまで幅広く聴くようになった高校時代、バイトも始めたおかげで給料日には地元のCDショップに行っては買い漁っていたね!



ということで次回は高校に入ってからハマったオルタナバンドなどを紹介していくんでお楽しみに!(最終的には現行バンドも紹介していきます)







続く・・・





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