NYで開催される最強のハードコアフェス「Black & Blue Bowl 2019」のあまり知名度のないバンドをディグったらとんでもないバンドがいた!

BNB

夏日が続いておりますがバテてない?5月病からはもう抜け出した?5月は早くも折り返し地点、本日5月15日はストッキングの日らしい・・・先日撮影に行った通天閣に行った際に見たニューハーフが履いていたストッキングを思い出してしまう、ストッキングに圧迫されウネウネになっているすね毛・・・あまり思い出したくもないが記憶が脳裏に焼き付いてしまっている・・・


すね毛といえば、The Hirs Collectiveというバンドのマーチ、すね毛の生えた女性が描かれたマーチもサウンド共に衝撃的だったな・・・

THE HIRS COLLECTIVE


この見た目にだまされてはいけない、サウンドは超一級な変態ハードコアサウンドなのである!ハードコアパンク的でもありグラインドコア的でもありロッケンロールでもあり土臭いサザンテイストも感じさせる、The Hirs Collectiveサウンド、ライブでのパフォーマンスもぶっ飛んでいる!

続いてお勧めしたいのが、Left BehindQueensway の音源もドロップしたUnbeaten Records所属のThirty Nights of Violenceというバンド、去年末に「To Die In Your Portrait」をリリースするも全然話題にならなかったんだけど、これがまたかっこよくて!って言っても僕も完全スルーしてましたが、友人にプッシュされまして・・・・

00年代半ばのニュースクールやメタルコアシーンに完全に影響を受けているサウンド、カオティック、90’sニュースクール、スポークンワード、叙情的なフレーズ、僕と同じ世代は懐かしく、キッズたちには新鮮にこえるだろう、ZAONorma JeanMartyr ADEvery Time I Dieなんかも感じさせるよね!フルアルバムが楽しみである!

このバンドを教えてくれた友人が言っていたのは


NYHCで騒いでいる奴らいるけど、Sworn Enemy忘れてねーか!!」

わ、わ、忘れるわけないっしょ・・・・・先日もブログにアップしたところだし!確かにそこまでメディアでプッシュされているわけでもなく、とはいえプロデュースはMachine Headのロブ、これだけでもすごいことだけど、サウンドはご安心のメタリックハードコア、なんか前作よりもかなり重厚でタフな仕上がりに、これはFirst BloodのRulesに匹敵するくらいにヤバイアルバムなのかも!聴きまくるぜ!!

それよりもBorn From Painの新譜もそこまで話題にならない、メタリックなハードコアって今あまり人気ないのかね? アルバムタイトルも藤井フミヤもびっくりな「True Love」とかなりのキラーワードなのにね・・・Sworn Enemyで思い出したけどニューヨークで開催されるHugeなハードコアフェス、BLACK’N BLUE BOWLの2019が今週末開催だね!!

BLACK'N BLUE BOWL

とんでもないメンツが勢ぞろいなわけですが、今回はあまり知名度のないバンドをこのフライヤーからDIGっていきやしょう!!

初日である17日はヒップホップアーティストも多く登場する!Lord Ezecが選んだであろうDIABLO Day、メンツは

・M.O.P.
SKARHEAD
・JAYSAUN
・COUNTIME
・CONCRETE DREAM
・FTW
・DISSENT
・SAV KILLZ
・BIG RUSH

ロスの北東のストリートから2004年に産声を上げた生粋のゲットー育ちのハードコアバンド、COUNTIME、モロにLAギャングなTHUGい見た目もハードコアですね!






レジェンド Lord Ezec (Crown of Thornz, Skarhead, Danny Diablo)の目に留まり彼のレーベルE-Train Recordsからドロップ、Ezecも激プッシュしているバンド、ヒップホップとメタルのクロスオーバー、ニューメタルな聴きやすいサウンドである!バンド名はCONCRETE DREAMBNBらしくはないけど、そこはやはりEzecのプッシュがあったのだろうね!





翌日18日のメンツはおなじみのメンツが並ぶ!

KILLING TIME
OUTBURST
WISDOM IN CHAINS
DEATH BEFORE DISHONOR
・I AM
WORLD DEMISE
・BOUNDARIES
・ANTE UP
・WRONG MOVE

ピュアなハードコアの中に1126 Records所属のテキサスデスメタル、I AMの名前が!!ハードコアとデスメタルの邪悪な部分を融合させたサウンド、ハードコア好きも納得のシャープなスラミング、ブレイクダウン、まさにテキサスデスなソリッドなリフ、まだまだ知名度は低いが今後化けそうな予感がする!





先ほど紹介した>Thirty Nights of Violenceと同じくUnbeaten Records所属、コネチカット産のBoundariesこちらも18年年末にepが発売されるもそこまで話題にならず、Code Orangeを感じさせる不協和音、ジャリングギターハーモニックス、バスどらの嵐に突飛的に発生するなモッシュパートがうまく連携されている、と思えばメロデスのようなギター、このバンドも期待されているUSハードコアバンドの一つだ!






デトロイト産サウンドもまさにデトロイトの極悪さがにじみ出たタフでゴリッゴリのサウンド、ある程度知名度はあるよね!FWHからドロップされた音源は家のどこかにあるはずなんだけど・・・・極悪なメタリックハードコア好きなら間違いないっす!





NYはアルバニー産、16年に結成、デモ2枚ドロップという状況でBNBに出演とはと若手からすれば夢のまた夢、それほどのポテンシャルを持ったハードコアバンドなのだろうか?Hatebreed、Bulldoze、100Demonsのようなメタリックなハードコアサウンド、はハードコアの様式美的な定番な展開はやはり最高である!






最終日19日のメンツはおなじみのメンツが並ぶ!LEEWAYは名作「Born To Expire」リリース30数年を祝「Born To Expire」再現と何ともうらやましい最終日は

・IRON REAGAN
LEEWAY
BRICK BY BRICK
・VATICAN
・LION’S LAW
・ACTIVATE
PURGATORY
NO VICTORY

クロスオーバーのIRON REAGANにLEEWAY、若手注目のVATICANから意外なOiパンクLION’S LAWにタフガイハードコアPURGATORYと、そして

一部のみ話題となったww、Fast Break Records所属のB級ピザ・スケートスラッシュACTIVATEはいろんな意味で盛り上がりそうだが、超本格派のIRON REAGANも出るからね・・・






これまたUnbeaten Records所属のNO VICTORYはインディアナ産のザックザクのビートダウン極悪ハードコア、こてのサウンド中では大のお気に入りバンド、Time To Dieは名作です!





といった感じのレジェンドから中堅、、若手まで入り乱れる最強のハードコアフェスのバンドをディグって見た!お気に入りのバンドは見つかったかな?大好きなバンドのツアーのフライヤーを見ては参加するバンドをディグるのってマジで楽しいよね!BNBのプレイリスト造ったんでドライブ、作業中のBGMにぜひ!



夏らしいポップパンクやメロディックも最高だけど夏こそ暑苦しいまさに「漢」なハードコアサウンドで汗を垂れ流すのもアリだよね!6月にはVeinSheer TerrorINFEST、8月にはKrimewatch、9月にはMerauderKnocked Loose、10月にはCounterparts、11月にはBlack Flagと19年も夏から秋にかけてとてつもないバンドの来日ラッシュ、まだまだこれからも増えてくだろうしね!盛り上がっていきましょう!



ライブだけじゃなくニューリリースも期待しているのはH2OAgnostic Front、そろそろ、ニューアルバム出してほしいよね!アグノといえばNY/HC好きは絶対に見とかないといけないドキュメンタリー映画「The Godfathers Of Hardcore」これの日本語訳字幕ヴァージョンでないかな・・・・

こないだかのように鮮明な記憶があるAgnostic Frontの来日はもう1年も前になるんだね・・・・

では!

河内野


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