さようなら・・・Victory Records / ヴィクトリー・レコード!!今だからこそ改めて聴きたいVictory Recordsの名作たち!【15選】

Victory Records

青春を共にした、ハードコアを好きになったきっかけでもあるVictory Records終了のお知らせ!


インディー系の有力レーベルであるConcordは、Tony Brummelが1989年に設立したシカゴのパンク・エモ系レーベルVictory Recordsを買収した!!

との記事が9月の30日にBillboardにアップされていた。


・Victoryからリリースの4,500枚のマスターと3,500曲の楽曲がConcordへ
・買収は2,700万〜3,400万ドル、日本円で30~35億円!!
・Victoryの名前とBulldogのロゴを取得
・Victoryのレーベル社員30名は引き続きマーチ事業に携わっていく
・Victoryアーティストのアルバムをリリースする場合は、Fearless Recordsからのリリースとなる予定

内容は、こんな感じ気になる点もたくさんあるが、そもそも今回買収をしたConcordって何?


Concord Music Groupは、カリフォルニア州ビバリーヒルズに本拠を置く独立系音楽会社であり、Universal Music Groupを通じて世界中に販売されています。同社は録音と音楽出版に特化しています。 Concordのカタログは、12,000以上のアルバムと390,000の楽曲で構成されています。

※ウィキペディア参照

インデペンデントだけどでっかいレーベルってことだね、パッと30億円を払えるんだから相当な資産があるようだね、Concord Musicは年間約4億5000万ドルの売上を上げているらしいから余裕なんだろうね、てか現時点のVictoryに30億以上の価値があるのかも不思議だが、条件がとてつもなく良かったから売却になったわけだろう。


なぜVictoryのアーティストの今後のリリースがFearless Recordsからのリリースとなるのかよくわからんが、Fearless RecordsもConcord Musicの傘下にあるわけだが、それ聞いてもいまいち理由はわからない。

当初は、音楽出版社からレーベルまで200近い買収を行ってきたそうで、僕たちもなじみのある、Fearless Records、Razor&Tie、Nitro、Time Bomb、Vanguard、なども買収!


Victory Recordsが終わるかも?とはいったもののFearless Recordsも絶好調に運営されているし、その心配はないのかもね!よく考えると、Victory RecordsのニューリリースはFearless Recordsからと考えると、Victory Recordsやあのブルドッグは残らないってこと?そうなるとちょっと寂しいな。30代半ばや40代前半に人はまさにあの頃のメタルコア、ハードコア、スクリーモ、エモに青春をささげていたと思う、僕もハードコアを好きになったきっかけの一つでもあるVictory Records、その中でもオムニバスには本当にお世話になりました。Victory Style!!懐かしいでしょ?

Victory Style


Victory Style 5はSpotify(スポティファイ)にもアップされているね!この5も名曲揃いなので必聴ですよ!




当時は今ほどネットも普及してなかったし、オムニバスからバンドを知るっていう方法が必須だった、自分好みのバンドを見つけたときの喜びは今では味わえないね、とはいっても収録されているバンドのアルバムの半分は入手していましたがwwwそれほどに名曲が収録されています!Victory Styleの1~5はアマゾンで安く入手できるんで必ず手に入れておいてください!当時のVictoryの勢いを感じれます!



今回は今だからこそ聴いておかないといけないVictory Recordsの「名盤15選」を紹介していきます!!


完全に個人的な15枚ですが、なるべくジャンルは幅広く選びました!あなたが選ぶVictory Recordsアルバムも良かったら教えてね!




Victory Recordsの「名盤15選」

1.Warzone – Old School To New School


NYHCバンドWARZONE!!IZONEよりもAs Oneですよねwww再結成作品ではああるがパイセンにプッシュされたけど当時は良さがわからず、改めてハードコア音楽を掘り下げていくうちになんてっかっこよいアルバムなんだと再確認、やはりRaybeezの熱いボーカルはテンション上がります!カリスマですな!





2.Earth Crisis – Destroy The Machines


NYはシラキュースのヴィーガンSxEバンドEARTH CRISISの超超超名盤のファーストフルアルバムDestroy The Machines!!このアルバムも完全い後追いなんですが、恥ずかしながら賛否両論へヴィネスな要素の強いSlitherから聴き始めてからさかのぼってこのDestroy The Machinesにたどり着く、これぞメタリックなニュースクールハードコアの名盤、いや神盤である!





3.Path Of Resistance – Who Dares… Wins


こちらもNYはシラキュース!Earth Crisis聴くならやはりPath Of Resistanceも絶対に忘れてはいけない!ま、Earth Crisis活動停止中に結成されたバンドなんだけど、ガラの悪いジャケットも最高だが3人のボーカルの掛け合いに、極悪でモッシーなメタリックハードコアサウンド!久々に発売されたマーチは一部だけど大歓喜してましたねww





4.Killing Time – Brightside


ひょっこりはんなジャケットはバンドを知らなくても見たことあるはず!Killing Time!!89年にリリースされていたんだけど、95年に再販、僕はBrightsideといえばVictoryなんで今回入れさせていただきやした!ザックザクのギターとストンピンなボーカル、タフガイ、メタリックニューヨークハードコアの教科書的な超クラシックな一枚!





5.Snapcase – Progression Through Unlearning


NY・バッファロー産、ニュースクールハードコアバンドの中でも異才を放っていたレジェンドSnapcase、Snapcaseといえばやはりこの2ndアルバム「Progression Through Unlearning」、1曲目のCabooseはハードコア史に残る名曲!擦り切れるくらいに聴いた1枚、クリアで今聴いても全く古さを感じさせない名盤である!





6.By The Grace of God – Perspective


USケンタッキー産エモーショナル SxE ハードコアバンド、去年18年まさかの新作が発表されびっくりしましたがほとんど話題にならなかった・・・・これまたパイセンに教えてもらった一枚!パイセン曰くBy The Grace of Godは号泣ハードコアと、これこそがエモーショナルハードコア、エモコアだね!





7.Strife – In This Defiance


カリフォルニア出身SxEメタリックハードコアStrife!!ファーストも良いけどさらに磨きのかかったセカンドアルバム「In This Defiance」神戸在住時のショップで買ったStireのシャツをきっかけにハマったバンド、DVDでもなくVHS、Victory Video Collection Vol. 2に収録されていたBlisteredの映像は神がかっていますよね!Blisteredもハードコア史に残る名曲!





8.Hatebreed – Satisfaction Is The Death Of Desire


もはや説明不要ですよね、不動の人気を得たHatebreedのファーストフル!今もなおこのアルバムが最高傑作という人も多いよね、数多くのフォロワーも決して追いつくことのできない完成度、通っていたツタヤのワゴンセールで見つけて購入し帰宅しコンポに入れ再生を押した瞬間の衝撃は今も鮮明に覚えている!





9.Fury Of Five – At War With The World


ニュージャージーの極悪ストンピンハードコア野郎Fury Of Five!!ヒップホップzメタルxハードコアをセンス良くミックスしたそのサウンドは衝撃的でした!骨太でタフなボーカルも極悪、ちょこちょこブックオフでたたき売りされてるんで見つけたらすぐ入手しとくべし!





10.All Out War – For Those Who Were Crucified


デススラッシュとハードコアを最高な形で融合させたデスメタリックなニューヨーク・ハードコアバンドAll Out Warの大名作「For Those Who Were Crucified」、HatebreedやMerauderとともに当時でいうデスコアをシーンで流行らせた究極な一枚!ダークなアートワークも最高です!





11.Buried Alive – Death Of Your Perfect World


TERRORとして活動しているScottが以前にプレイしていたハードコアバンドBuried Alive、Terrorよりもメタリックにモッシーに仕上げた名作「Death Of Your Perfect World」このアルバムに影響を受けたと公言しているバンドもよく見かけるくらいに影響力ある一枚!





12.Reach the Sky – So Far From Home


ボストン産REACH THE SKY初のフルアルバム「So Far From Home」!SxExオールドスクールタイプのサウンドにメロディーを加えたモダンオールドスクールの名盤!セカンドよりも僕はこのファーストの完成されすぎていない初期衝動が好き!ボストンオールドスクールが好きなら絶対にマチガイナシ!PMAなポジティブな思想も好感持てます!





13.Grade – Under The Radar


ハードコア、エモ、パンク、程よいメタリックなニュースクール感を見事にマッチングさせたスクリーモの先駆者的なバンドの一つ、このバンドもVictoryのオムニバスで知りどっぷりとはまったバンド、その中でもこの「Under The Radar」が一番の名盤だと!





14.Skarhead – Kings At Crime


リアルなストリートヘッズから多大な支持を受けるDANNY DIABROを中心にDMS クルーのオールスターで結成されたSkarheadの名盤「Kings At Crime」ボーカルの掛け合い、まさに漢なハードコアサウンド、ストリート全開でサグ感からタフガイたちによるパーティー感、たまりませんね!NYHCクラシック!!





15.Integrity – Humanity Is The Devil

クリーヴランドの暗黒ハードコア帝王Integrityの3枚目の超名盤アルバム「Humanity Is The Devil」前曲が最高な名盤、暗黒に染まったメタルハードコア、だれもが取り入れなかった弾きまくりのギターソロが泣きまくり!きっかけはPUSHEAD作のジャケット!完全にジャケ買いして大当たりなパターンでしたwww





2000年までのリリースでこの名盤揃い、とてつもないレーベルってのが分かるでしょ?これ以外にもVictory一枚目のリリースInner Strength 、Ice Burn、Cause For Alarm、Doughnuts、Guilt、Bloodlet、In Cold Blood、Catch 22、とお勧めしたいバンド、アルバムはまだまだある、2000年までのリリースでは上記の15枚かな!1ページでは全く収まりきらなかったんで2000年以降のリリースは次のページで

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Victory Recordsの「名盤」後半戦はこちらをクリック!

レジェンドに学ぶ一生愛用できるジャケットの着こなし方

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2017年もレジェンドたちが頑張っているよね!メタル界で言えばグラミー受賞したメガデスやパフォーマンスでは機材トラブルでブチギレのメタリカ、王道のバンドだけじゃなく大好きなBad Religionのボーカル、グレッグはカントリープロジェクトを新たに始めたり、

Greg Graffin – “Backroads of My Mind”

グレッグが歌えばBad Religionに聞こえるわけだけどwwお馴染みのオヤジの哀愁がたまらん、30歳を軽く超えた自分もすごく活力をもらっている、

レジェンドといえばハードコアリスナーの中でも人気のアイスーT率いるヒップホップとメタルをいち早くクロスオーバーさせたBody Countも新しいミュージックビデオが公開されたよね!

Body Count – No Lives Matter

さすがHiphop畑の出身だけあって、いま人気のニューメタルコアバンドのラップには真似できない、スキルや言葉の乗せ方、説得力も段違い。サウンドだけじゃなくBody Countのスタイリング、テラーが言ったようにブレず貫くスタイルが最高に好きだ。

僕のお気に入りの写真はこれ。

Body Count

今、イベント開催中のTERRORのディキーズジャケットと同じシルエットなんだけど、メンバーで揃えたチーム感、ギャング感もいいけどやっぱり渋いんだよね!さすがはリアルなワークブランド、ディッキーズってとこがスタイリングのポイントだ。

早速、このディッキーズのジャケットに関しての問い合わせがあったわけなんだけど、今回はこれから増えていくだろうディッキーズジャケットとバンドマーチのコラボ作品、の着こなし方などを見ていこうと思う。

問い合わせで多かったのはサイズ感着こなし方,、そもそもこのジャケットはリアルなワークスタイルとして作られていることから腕周りはふと目で腕を動かしやすく、そして丈は短めで着用していても邪魔にならない、機能性を重視されて作られたジャケットなのである。
ディッキーズ

しかし、ここ近年のトレンドはビッグシルエットってことでワークスタイルだけじゃなくタウンユースとして時代にもばっちりハマっている。とはいえビッグシルエットのトレンドが終わろうとも昔から変わらないスタイル、定番のアイテムとして何年たとうが愛用できるアイテムでもあるんだよね、そこがポイント。

丈が短い分、レイヤードが美しく作れる。

Dickies

サイジングに関して言うと、僕はXL、LサイズのTシャツやパーカーを着用するがMサイズを着用する、ゆったりとしたシルエットのため、ワンサイズダウンでチョイスするのが良いだろう。

ディッキーズ

着こなしに関しては上記の画像のようにボタンシャツと合わせて緩くキメるのもかっこいい、ジャケットの襟や生地感が良い意味で渋く大人なイメージを作り上げてくれるだろう。

もちろん今、真冬だったらパーカーなどもばっちりハマる、カジュアルなイメージの強いパーカーもジャケットの襟によって渋みをだしてくれる、ポイントは襟にあり!

ディッキーズ

パンツに関しては細めも太めも、どちらも合う、自分の好きなスタイリングで、太めだとワークスタイルの要素が強くなるし細めだとロックなイメージが膨らむよね、細めの画像だったらキックスに合わせて少し丈の長いホワイトのインナーを持ってくると良いだろう。

ハードコアで言えばAgnosticFrontのロジャーのようなバイクやモーターサイクルなどにも通じるイケてるオヤジなスタイリングも参考になるだろう。無骨でタフなハードコアなイメージだと太すぎず細すぎずのレギュラーストレートなパンツの方が合う。

スタイリングによって見え方はいくつもある、あなたが好きなスタイリングを自由に選べばよいだろう、意外とキレイめなスタイリングにもハマるんだよね。ポロシャツなどあわせればUKっぽくスイングトップのようにも見えるじやケットの着こなし、ポイントはボタンはしっかり止めること!

真冬だけじゃなく、春先のコーデにも使えるマストなジャケットである!、そこにバンドマーチにしか出せない世界観がプラスされるんだから間違いないってこと!


・ガキには出せない大人の渋さを表現
・無骨でタフなイメージ
・何年たとうがトレンド気にせず愛用できる。
・キレイめ、モーターサイクル、ストリート、スタイルを選ばない

これらのキーワードに少しでもあなたがハマるのであればこのジャケットは挑戦すべきだ!

iスタイリングは微妙だが動きのあるものビデオは丈感や腕周り、サイジングト参考になるだろう!

体重、身長、スタイルなど教えてくれたらあなたにばっちり合うサイズを見つけることができるからサイジングで迷ってる方はガンガン問い合せてくれぃ!

イベント開催中のTERRORのディキーズジャケットは完全限定なアイテムだから見逃さないように!

テラー

では!

河内野

TERRORのすごさを教えてあげる!

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スコットにマーティン、ニックにデイヴィッド、そしてジョーダン。彼らのバンド経歴がすごすぎる件。ファンなら当然知っているよね?新規ファンは今からでも遅くない、テラーファンなら知っておかなくてはいけないこと。

テラーメンバーが在籍していた、または在籍中のバンドを紹介。

まずはボーカルのスコット(Scott Vogel)

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以前にも紹介したスコットが初めて結成したバンドSlugfest。スコット細いし若い(笑)。


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Despair


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Buried Aliveはハードコア界でも有名なバンドだよね。解散後にカリフォルニアに引っ越したんです。


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S.O.S. は去年話題になりましたよね。ヘイトブリードやアグノ、マッボー、トラップドのメンバーそしてテラーのニックとスコットのオールスターバンド。テラーが好きなら間違いないバンドだね。


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続いてギターのマーティン(Martin Stewart)

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ロスの極悪番長Donnybrookですよ~。


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Piece By Pieceではベースを担当、テラーのニックがボーカル、名曲だ。


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Lone Wolf


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Wings, Beer & Sports!ナイスなバンド名。ニックもいますよ。


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Snake Eyesや Like It Or Notにも在籍していた。Like It Or Notではボーカルを担当。

ドラムのニック(Nick Jett)

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マーティンと同じくPiece By PieceとWings, Beer & Sports、Donnybrook、Snake Eyes。スコットと同じくS.O.Sに在籍していた。

Carry Onではベースを弾いていたんだよね。すげ~~!


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ベースのデイヴィッド(David Wood)

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もちろんご存知のDown To Nothingのボーカルだよね。新譜も最高だった。


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TUIのメンバーなどで結成されたインディーロックバンド Diamond Youth。予想外のサウンドだった。

Murder Weapon、Game On、というバンドにも在籍していた。

ギターのジョーダン(Jordan Posner)

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No Warning!!!!!だよね~~~。一回変な方向に行ってしまったバンドだけど伝説のバンドです。


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多くのバンドに在籍し、経験を重ね、今のテラーが存在するわけなんだよね。テラーってやっぱりすごい。

Always the Hard Wayが聴きたくなった。


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とんでもない経歴を持つテラーだけど、いま、This is Hardcore DVDプレゼント中です

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スコットも言ってたように、欲しいと思った瞬間に確保しておかないと永遠に後悔するのがバンドTシャツ。マジで「これは欲しい!」ってのがあったら速攻で申し込むように。

河内野