「ジャニーズがまたやらかしたぞ!」
と、わざわざ報告しに事務所までやってくるゴシップ大好きな友人、
マジ「どうでもいい!」
それどころじゃない!Protest The Heroの歴史的名盤「Fortress」リリース10周年を記念した来日ツアーがキャンセルだってよ!!!
僕はどちらにしろ行けないんだけど、来日に着ていくバンドマーチをと、ポジで頼んでくれていた仲間たちが不憫で仕方がない!理由が理由だけにね、怒りをぶちまける矛先もないわけで・・・
ボーカリストRodyの声じゃないとProtest The Heroじゃないですもんね、とても残念ではあるけど、仕方ない、仕方ない!よね?
残念といえば、先日コメダ珈琲で本を読んでいたんだけど
聞き捨てならない会話が聞こえてきた。
少しロックなテイストも感じれるファッションに身を包んだ20代は前半であろう女子たち、当然会話は耳には入らず他のお客さんたちの会話と同じただの雑音だったんだけど、ある言葉の反応してしまった。それが
「バンT」
というワード、反応せざるを得ないよねwwしかしその内容がこれまたヒドイ、会話の要点をまとめると
・ある程度のロックバンドのライブに行った
・興奮してグッズを買ってしまった
・家に帰って冷静に考えると
・ノリで買ってしまったバンドTシャツ
・ダサすぎて普段では絶対に着れない
・メルカリに出す予定
興奮して奮発してしまう気持ちはわからんでもないが、好きなバンドのTシャツは普段着用できないというとこが腑に落ちない、
「どんだけダサい」のがとても気になる、「そのTシャツどんなデザイン?」と若い女の子に声をかける勇気もなくモヤモヤした気持ちでコーヒーフロートを飲み干し店を後にした。
名前は伏せておくが、ある程度知名度ある、どちらかといえばオシャレなロックサウンドを奏でるバンド、ダサすぎて普段では絶対に着れないほどのデザインだったのだろうか?そもそもその女の子たち、普段着としてバンドTシャツを着るのだろうか?
メルカリに出すという時点でそのバンドに愛情はないのだろうけど、少し悲しい気持ちとバンドマーチのおしゃれさをその子たちにも伝えたい、そんな気持ちでいっぱいになった。
ダサイをわざと狙っているデザインもあるが、バンドマーチの進化は日々進んでいる、もはやブランドアイテム並みにね、ブランドだからよいわけではないがセンスを感じさせるストリートブランド並み、もしくはそれ以上のクオリティーを持つデザインは多く存在する。
今回は進化し続けるバンドマーチアイテムを紹介していく!
チェックしそのヤバさを再確認してください!
今回紹介するのはサンディエゴ産、Rise Records所属ポストハードコア/叙情派ハードコアバンドThousand Below!!叙情派の注目バンドだね!
サウンドのセンス同様に彼らThousand Belowがヤベ~んです!ストリートでもよく見かけるローズデザイン、オールドイングリッシュをうまく使った最先端なアイテム、激しくも美しい、純度高めなハイセンスアイテム!
大手のブランドもこぞってドロップしているボーダーシャツに細心の染技術で立体的に染め上げたタイダイのシャツ、そこにシンプルなロゴを落とし込む、確実に夏のシンプルなコーデにインパクトを残してくれる2枚でしょ?
未だにアルバムのデザインをそのまま落とし込んだだけのアイテムがバンドTシャツとして認知されてるが、一般的にはね、見てわかるように問題なくコーデのメインを張れるアイテムが多く登場している。
Sumerian Records所属、DIG DEEPも名盤だったプログレッシブメタルコアAfter The Burialのこのアイテムだってそう、
主張しすぎないバンドロゴ、エイリアンの血がが飛び散ったかのような加工が施されたボディー、プリントだけでなくボディーでもそのバンドが持つ世界観を表現したりと、進化が見えるよね!
Sumerian Records所属、プログレッシヴ・デスコア・バンドBorn of Osirisだったらこれ、
ボディーの進化もあるがそれに頼らずプリントデザイン自体の進化も感じれる、スメリアンらしいモチーフ、古代エジプトの美女の1人ネフェルティティの像にアーバンでネオな要素をぶち込み、相反するものをうまくミックスさせたこのデザインは衝撃だったね!
先日、さらに衝撃を受けたのがこのBeing As An Oceanからドロップされ話題になっているコレ!
ファッション好きならご存じのOff-Whiteデザインを見ごとにサンプリングしたメーカーで今一番ホットなアイテム!ま、完全にOff-White何ですけどあえてバンドロゴを見せないっていうとこがバンド自体の自信を感じれる。
シンプル、バンドロゴ小さめ、など人に見られた時を考えるのではなく
自分だけがそのやばさを「わかっている」
そんなひそやかな楽しみを感じてしまう人、かっこよさって結局は自分だけがわかっている、もしくは本当のコアな仲間たち、「わかる人にはわかる」、これなんじゃないかなって。
そう感じさせてくれる最新のバンドマーチでした!
河内野
追伸:
Dance Gavin Danceのニューアルバム、いよいよだね!ニューマーチも楽しみである!